「軽にしては割高」だけど“5年連続・1番人気” ホンダ「N-BOX」累計300万台突破 強さの秘密は何なのか?
ホンダ「N-BOX」が2025年度の新車販売台数で1位となり、普通車を含めても5年連続の首位を獲得しました。また、シリーズ累計の販売台数は300万台を突破。“一強状態”とも言える人気の理由を分析します。
強さの理由は“残クレ人気”にもアリ!?
一強状態ともいえるN-BOXの人気ぶりは、こうした総合力に支えられているとみていいでしょう。もちろん、他メーカーのライバル車種も魅力的なモデルが揃っていますが、全体的に見たレベルの高さとスキのなさでは、やはりN-BOXが最も優れていると感じます。
また、N-BOXは近年人気の買い方である「残価設定ローン」、すなわち“残クレ” との相性がよいのも重要なポイントです。人気の高さ(需要の大きさ)は、乗り換え時のリセールバリューの高さにも直結するからです。
つまり、新車価格がやや割高でも、“残クレ”を選んで残価を高く設定すれば、月々の支払い額が抑えられ、ユーザーが感じる負担感も少なく済むというわけです。昨今の新車価格の高騰を背景に高まる“残クレ人気”は、結果としてN-BOXの人気も押し上げていると考えられます。
このように売れている理由をひとつひとつ整理していくと、もはやN-BOXは軽自動車という枠組みを超え、独自の地位を築いたようにも捉えられます。実力と人気を兼ね備え、「軽自動車だから」ではなく「N-BOXだから」選ばれる1台だといえるでしょう。
Writer: 西川昇吾(モータージャーナリスト)
1997年生まれ、日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員。自動車専門誌やウェブ媒体、ファッション誌などで、新車情報からカスタムかー、旧車、カーライフお役立ちネタまでクルマに関して幅広く執筆。自身でのレース活動も行っている。





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