現場みてきた「横浜の圏央道」結局いつ開通できそう? トンネルほぼ完成で施工加速! 住宅街の“地下だけ”激変!?

圏央道の未開通区間として建設中の「横浜環状南線」。現在はどのような進捗状況なのでしょうか。現場に入ってみてきました。

トンネルの下にトンネルがある!?

 バスは、仮の舗装で仮の照明が取り付けられた桂台トンネル上り線を進みました。「右手のほう、実際に供用したあとは左側になりますが、ところどころ、少しスキマが空いているところがあります。あそこには“すべり台”を取りつけます」との案内が。

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掘進が完了している桂台トンネル入口(発進立坑)。断面の下部には避難用トンネルが設けられる(乗りものニュース編集部撮影)

 実は桂台トンネルは、断面の下部空間を使ってもう一つ、矩形の避難用トンネルが構築されているといいます。すべり台はそこへの避難施設として、本線トンネルの200mおきに設置されるとのこと。避難用トンネルといえど緊急車両なども通行できるほどの大きさだそうで、これも大断面トンネルならではといえるかもしれません。

 桂台トンネルの「回転立坑」である出口を抜けると、視界が一気に開けてきます。ここが「公田(くでん)IC」の工事現場です。釜利谷JCTからの工事用道路はここまで通じています。

●高所恐怖症はビビる!?「公田IC」

 ここも桂台の段丘と谷の地形を生かしたICとなっており、本線は地下構造のまま通過しますが、ICのランプと料金所はその両側をさらに掘り下げた掘割の中に設けられます。現在は掘割部の底部にコンクリートを打設している真っ最中です。

 さらに、桂台トンネルから公田IC本線部の上には横浜市道「上郷公田線」がアクセス道路として建設されます。

 将来の上郷公田線が通る高さには現在、工事用の桟橋が設けられています。「下を覗き込む場合は気を付けてください。かなり高いですよ」と言われて見下ろすと、はるか下でランプ底部の鉄筋が見えました。桟橋からは最大25mほど掘り下げているそうです。

 また、周辺の生活道路も工事のために切り回されており、一部は桟橋上の仮設道路として供用している状態です。

 この公田IC部(950m)で使う鉄筋量は約3万トン、コンクリートは約18万立法メートルという途方もない数字です。丘の上にはコンクリートを製造するプラントが設けられており、ここではコンクリートの品質試験のデモンストレーションも披露されました。ここで、ツアーは全行程を終えました。

【デカい!深い!】これが「横浜の圏央道」の現場です!(地図/写真54枚)

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