千葉‐茨城を結ぶJR線「絶景」のワケは構造にあり! “トロッコ列車を走らせたくなる”納得の車窓
JR鹿島線は、香取駅から鹿島サッカースタジアム駅までを結ぶ路線です。見どころはなんといっても車窓風景。全線の半分以上が高架と橋梁で見晴らしの良い区間が続きます。今回は鹿島線を往復乗車しました。
絶景路線・鹿島線を往復乗車してみた
2026年6月の水曜、佐原9時17分発・鹿島神宮行きの下り普通列車に乗車しました。佐原ではホームを切り欠いた小さな0番線に、新しいE131系電車が停車していました。列車は2両編成なのに車いす対応トイレやボックス席も設置され、設備が充実しています。1号車に8人、2号車に14人が乗車しています。
9時22分の香取で1人下車・1人乗車。ここで成田線から分かれて鹿島線に入ります。ほどなく利根川橋梁を渡り、9時25分、十二橋に到着。乗降客はいません。とても風景の良い路線で乗っていて楽しいです。
高架区間が続きます。鹿島線は軟弱地盤の上を走っていることもあり、高架橋や橋梁が全体の55%を占め、とても見晴らしが良い路線です。利根川、常陸利根川、北浦に架かる橋からの風景は全国屈指で、トロッコ列車を走らせたくなるほどです。
9時29分の潮来は大きな街です。4人が下車。9時34分の延方は1人下車・5人乗車。そして列車は鹿島神宮を前に北浦橋梁を通過します。全長1236mで、JR東日本の在来線では最大級の長さを誇ります。車窓は本当に絶景です。
9時38分、終点の鹿島神宮に到着し14人が下車しました。ホームの向かいには鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の気動車が停車しており、16人が乗車していました。
筆者は折り返し9時44分発・佐原行きに乗車します。復路は鹿島神宮で24人乗車、潮来で2人下車・6人乗車、十二橋で1人乗車、香取で5人下車・1人乗車し、佐原で25人が下車していきました。
クルーズトレイン「TRAIN SUITE 四季島」が乗り入れるのも納得の絶景路線の鹿島線。車窓を楽しみながら鹿島神宮にも参拝できるおすすめの路線です。
Writer: 安藤昌季(乗りものライター)
ゲーム雑誌でゲームデザインをした経験を活かして、鉄道会社のキャラクター企画に携わるうちに、乗りものや歴史、ミリタリーの記事も書くようになった乗りものライター。著書『日本全国2万3997.8キロイラストルポ乗り歩き』など、イラスト多めで、一般人にもわかりやすい乗りもの本が持ち味。





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