「日光軌道」タイプのバス登場 SL「大樹」とともに昭和レトロ演出 東武バス日光

東武バス日光が2017年8月10日、「日光軌道」タイプの特別車両を導入。あわせてSL「大樹」の運転にあわせた路線を新設しました。

昭和ノスタルジーを前面に

 東武バス日光が2017年8月10日(木)、「日光軌道」タイプの特別車両を導入。あわせて鬼怒川~日光間で新路線の運行を始めました。

 導入する特別車両は、1968(昭和43)年の廃止まで東武日光軌道線(日光駅前~馬返間)で使用された100形ボギー車を模したもの。外装のデザインをはじめ、内装も一部にロングシートを配置するなど、かつて日光を走っていた路面電車を想起させるものです。

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「日光軌道」タイプの特別車両。外装全体にレトロなデザインを採用(画像:東武バス日光)。

 行先表示機も「幕布式」を採用。「『LED式行先表示機』とは異なり一層レトロな風合いを醸し出すものとなっております」(東武バス日光)といいます。車両は中型ノンステップのタイプを使用。定員は53人(着席27人)です。

 新設路線は、鬼怒川温泉駅を起点に東武日光駅を経由し、日光の社寺(東照宮、大猷院、二荒山神社)までを結びます。バスは、東武鉄道のSL「大樹」運転日にあわせ運行。運賃は鬼怒川温泉駅~東武日光駅間が500円、鬼怒川温泉駅~東照宮・大猷院・二荒山神社前間が700円です。

 鬼怒川温泉駅でバスからSL「大樹」に乗り継ぐ際、SLが転車台で回転する様子を見られるようなダイヤを設定。東武バス日光は「SL『大樹』とバスを一体でご利用いただくことができ、お客様に昭和レトロ・ノスタルジー(郷愁)を感じていただけるものと思っております」としています。

【了】

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コメント

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4件のコメント

  1. ホイルの形からして中型か?なら栃木のジェイバスいすゞLR290か?日野KR290か?(どちらも同じ)おそらくはノーマル車を栃木で製造して東急系のバス架装、修理工場で改造したか?因みに伊勢神宮辺りの三重交通の路面電車風は栃木で生まれて武蔵小杉の東急系工場で化粧したやつね、小松のジェイバスは基本は日野系の貸し切りタイプ排ガス駆け込み受注バックで忙しいからね、しかしこう言うバスを見てると、それこそ電車みたいに前後に運転台のあるバスを連想してしまう、

  2. なんかこう・・・無理矢理感満載だな。

  3. 開発中止となったDMVでこういうデコバス(?)しでかしたら・・・

  4. バスの運行区間が日光軌道線と日光駅~神橋の先までしか被らない件について。
    全然関係ない鬼怒川へ、しかも小百廻りって・・・。
    むしろこの車両は旧市内線(日光駅~やしおの湯~奥細尾)に使うべき車両じゃないのかね。