明治神宮、やっぱりあった「裏参道」 表参道と対をなす道 開通当時は幅50m!?
東京メトロの表参道駅は、その名の通り明治神宮の「表参道」にちなむ駅名ですが、じつは、明治神宮には「裏参道」も存在します。それはどこにあり、開通当時はどのような姿だったのでしょうか。
「裏参道」は正式には「内外苑連絡道路」
東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線の表参道駅(東京都港区)は、その名の通り明治神宮の「表参道」にちなむ名前です。国道246号「青山通り」からJR原宿駅付近を経て、明治神宮に通じる「表参道」(都道413号)には洋服店などが立ち並び、多くの人でにぎわいます。
一方、明治神宮に近い山手線・代々木~原宿間の高架下には「裏参道ガード」という名のプレートが見られます。どうやら「表」だけでなく、「裏」の参道も存在するようです。「裏参道」について、明治神宮に聞きました。
――「表参道」「裏参道」は本来、どこからどこまでを指すのでしょうか
「表参道」は、青山六丁目(現・表参道駅付近。開業当時の表参道駅は「青山六丁目駅」を名乗っていた)から、(JR原宿駅前の)神宮橋を経て、(社殿のある)内苑の南参道までを指します。一方「裏参道」は、内苑の北参道入口から、現在のJR千駄ケ谷駅前を経て、外苑の西北隅までを連結する道で、正式には「内外苑連絡道路」といいます。
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