【動画】「エッジの効き」特徴の新・新幹線「N700S」姿を現す 「DSW形」採用で能力アップ(画像32枚)

東海道・山陽新幹線の新型車両N700Sが、その姿を現しました。さらに進化した複雑な先頭形状「デュアル スプリーム ウィング形」は「エッジ」がポイントで、それにより乗り心地の向上など、さまざまな効果が得られているといいます。

「エッジ」で「トンネルドン」を抑える

姿を見せた東海道・山陽新幹線の次期車両「N700S」。ポイントは「エッジ」(1分18秒)。

 JR東海が2017年10月1日(日)、日本車輛製造 豊川製作所(愛知県豊川市)で、外形ができあがった新型車両「N700S」を報道陣へ公開。東海道・山陽新幹線の次期車両が、いよいよ姿を現しました。

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公開されたN700S。東京側の先頭車16号車で、塗装はこれから行われる(画像:JR東海)。

 従来のN700A(N700系)も複雑な先頭形状をしていますが、N700SはJR東海 小牧研究施設(愛知県小牧市)の技術開発成果で、それがさらに“進化”。「デュアル スプリーム ウィング形」(Dual Supreme Wing:ふたつの最高の翼)という形状を採用しています。大きな特徴は、左右両サイドに追加された「エッジ」です。

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N700A(上)とN700Sの最後尾車両における空気の流れ。乱れた風を表す青い部分が、N700Sにはほとんどない(画像:JR東海)。

 これによって風の流れがスムーズになり、最後尾車両の揺れが減少して乗り心地が向上。走行抵抗も低減されてより省エネになるほか、トンネルへ高速で進入したときに空気が圧縮されて起こる「微気圧波」も抑えられ、それにともなう騒音「トンネルドン」(「ドン」という音がすることからそう呼ばれる騒音)も低減されるといいます。

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コメント

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5件のコメント

  1. いいかげんに新しい形式名付けてあげてよ。

  2. いやいやだからいい加減に客室内に大型荷物置き場を設置しろってば。

  3. 車両個別の型式がどうなるのか興味津々。

  4. 個人的にはちょっとがっかりした車両ですね。もう少しデザイン的なチャレンジがあっても良かったと思います。まさかデザイン力が全然ないって事でもないと思いますが。
    JR東海には中央リニア新幹線が控えてるのでどうしてもN700シリーズのマイナーチェンジで乗り切るしかないと言う内部事情も見えてしまう新車ってのもいかがなものでしょうかね~。

    • そこをこのオレンジな会社に求めちゃダメ(笑)

      左様か、よきに計らえ。

      こうとしか言えない。