「住むなら西武沿線」と思わせる10の理由 文化と芸術の里「武蔵野」の心地良さ
移動がラクな直通運転、通勤・通学や観光に便利な特急列車や座席指定列車などを展開する西武鉄道。「武蔵野」へ広がる路線網は、沿線の自然と文化もつなげています。
自然と共生する武蔵野と東京都心を結ぶ路線網
西武鉄道といえば特急「レッドアロー」。その列車名のひとつに「むさし」があります。西武鉄道の路線網が、武蔵と呼ばれる地域に張り巡らされているからでしょう。作家・国木田独歩の随筆『武蔵野』に書かれた、自然と人々の共生する地域です。
西武鉄道は池袋と飯能・秩父を結ぶ池袋線系統と、新宿と川越を結ぶ新宿線系統を中心に路線網を形成しています。所沢駅(埼玉県所沢市)で池袋線と新宿線が交差し、駅前には西武鉄道の本社もあります。
所沢駅の南側は新宿線を基軸に、支線の多摩湖線、国分寺線、拝島線、西武園線が絡まっています。このうち、西武鉄道でもっとも古い路線が国分寺線です。もともと国分寺(東京都国分寺市)と川越(現・本川越、埼玉県川越市)を結ぶ路線でした。しかし、東村山~本川越間が新宿線に組み込まれたため、現在は全長7.8kmの短い支線に。ただし現在、国分寺線から本川越方面の直通列車が走っています。
国分寺線は東村山から西武園線にも直通しています。終点の西武園駅(東京都東村山市)は「西武園競輪場」「西武園ゆうえんち」が近接。また、狭山線は池袋線の西所沢駅(埼玉県所沢市)から西武球場前駅(同)に達し、ここから西武遊園地駅(東京都東村山市)へは「レオライナー」の愛称で親しまれている山口線があります。西武鉄道屈指のレジャー地域に複数の路線が接しており、沿線の人々に「遊び」を提案しています。
それでは、子どものころに特急「レッドアロー」に憧れ、現在は「西武 旅するレストラン 52席の至福」に興味津々の筆者(杉山淳一:鉄道ライター)の思い込みと独断による「西武鉄道の魅力ベストテン」をご覧ください。もちろん異論は大歓迎、SNSなどで盛り上がってくださいね。
ドームってなんやねん
あの踏切の多さは酷いわ
なんとかしてくれ。特に新宿線
ピンクの車両は意味がわからないし好きじゃない。レッドアローも地味なので鉄道ファンが注目するようなカラーリングをお願いしたいものです。