クルマの後ろの「羽」、リアウイングに意味はある? ただの飾りではないその役割とは
「空気の力」が燃費を左右する?
リアウイング/GTウイングやスポイラーで、路面に押し付ける力を強くしようとすれば、前から流れてくる風を、なるべく大きな面で受けるのが最上です。しかし、下向きの力は大きくなりますが、前に進む力を邪魔する抵抗にもなります。つまり、遅くなったり、燃費が悪くなったりします。そのためレース車両などに装着される空力パーツは、下向きの力をなるべく大きくしつつも抵抗にならないような形状が模索されています。
実のところ、一般的な量産車にも空力パーツが数多く採用されています。車体の下を通り抜ける風をスムーズに流せるようになれば、抵抗が減ります。また、車体の下側のタイヤの前の部分に風よけを取り付けることで、タイヤに走行風が当たって生まれる抵抗を減らすというものも。さらに車体のサイド部に小さな突起をつけて、車体の表面を流れる空気の流れをコントロール。抵抗を減らすことで燃費向上を狙う空力パーツもあります。ミラーの根本や、ボディ後ろの角の部分を探すと見つけることができるでしょう。
クルマは走行すれば必ず走行風にさらされます。その風の力を有用に利用するために存在するのがリアウイングを筆頭にした空力パーツだったのです。
【了】
通販とかで売ってる後付のウィング、スポイラーについても一言お願いします。
付いてて様になる車もあれば、カッコ悪くなる車もある。
LP500のことだw
カウンタックはウイング類の付いてないLP400の方がスマートだ。
異論は認める。
セダンは後ろで空気を巻きにくく汚れも然程付きませんが箱形ワゴンなど後ろが尻切れトンボの車は空気を巻いて汚れが付着するのでリヤワイパーが標準の車が多いですね、雨の日に巻き上げる水しぶきの流れでよく分かります、船も以外に燃費に影響するのがお尻の形だと教えてもらったことがありすが、日本の交通事情では車のリアウイングなどは後退で視界を妨げる邪魔物にしかなりませんね
車体の下の空気が車体を押し上げるというよりは、上下の気流の速度差が揚力になる。上面が凸に丸まった航空機の主翼が揚力を生むのと一緒。クルマのリヤウイングの断面は、それと逆に下に凸に丸くなっててダウンフォースを発生させる。
航空機も扱うのりものニュースなのだから、もうちょっと基礎的なところから押さえといて欲しい。