「青春18きっぷ」の旅、フェリーで「ワープ」はこんなに便利! 海外も格安で!?

本州と北海道の移動、「新幹線オプション」かフェリーか

 本州と北海道をつなぐ青函トンネルは現在、北海道新幹線となっており、普通列車は走っていません。これを補うため、北海道新幹線の奥津軽いまべつ~木古内間と、道南いさりび鉄道を「青春18きっぷ」で利用できる「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」が1枚2300円で販売されていますが、本州と北海道はフェリーで渡ることもできます。

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八戸~苫小牧間航路に就航している「シルバーエイト」。苫小牧港にて(2016年10月、太田幸宏撮影)。

●青函フェリー
・区間:青森港(青森市)~函館港(函館市)
・本数:1日8往復、片道約4時間
・運賃:大人片道1600円~
・備考:青森港はJR駅からバス約15分、「新田」下車徒歩10分。函館港はJR函館駅からバス約11分

●シルバーフェリー(川崎近海汽船)
・区間:八戸港(青森県八戸市)~苫小牧港(北海道苫小牧市)
・本数:1日4往復、片道約7時間15分~8時間30分(便により異なる)
・運賃:大人2等片道5000円~(学生4000円~)
・備考:八戸港はJR八戸線 本八戸駅からシャトルバス約20分。苫小牧港はJR苫小牧駅からバス約20分

「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を利用して青森~函館間を移動する場合、列車の乗車時間だけで3時間弱、奥津軽いまべつ駅と木古内駅での乗り継ぎ時間を含めると5時間以上を要することもあります。青函フェリーの片道運賃は「オプション券」よりも安いほか、八戸~苫小牧間のシルバーフェリーであれば、宿代わりに使うこともできるでしょう。

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コメント

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3件のコメント

  1. ジャンボフェリー書いてないのはどうして?
    三ノ宮23時着から高松初電に2300円でワープできるのに。

  2. そう考えると、本州や九州~四国はまだまだフェリーとか船でのアクセスが重要と言える!

  3. LCCは全然視野に入っていない記事。