「住むなら相鉄沿線」と思わせる10の理由 暮らしやすい街と東京が直結へ!

ノンストップと立体交差事業で快適!

【4位】横浜~二俣川間ノンストップ

 相鉄の列車は特急、急行、快速、各停の4種類です。すべて乗車券のみで利用できます。相鉄の列車運行の特徴は、思い切った停車駅設定。特に特急と急行の横浜~二俣川間ノンストップには潔さを感じます。

 1999(平成11)年に快速が設定されるまで、相鉄の列車の種別は各停と急行の2種類でした。急行の停車駅は横浜と二俣川~海老名間の各駅です。横浜~二俣川間にある8駅はすべて通過し、二俣川~海老名間は全駅に停車します。各停はいずみ野線と直通運転です。本線はほとんどの乗客が自宅最寄駅と横浜を往復するため、二俣川を境に遠距離客が急行、近距離客が各停に乗りました。横浜と郊外を結ぶ鉄道として、メリハリのきいた運用と言えます。

 1999(平成11)年に、いずみ野線の利用者の速達性、利便性を向上するため快速が設定されました。いずみ野線内の各駅と、本線の鶴ヶ峰、星川に停車します。2014年に特急と本線の快速が新設されました。特急は本線の海老名、大和、いずみ野線の湘南台、いずみ野に停まり、もちろん二俣川~横浜間はノントップ。都心直通線で東京方面を便利にするだけではなく、起点である横浜への動線も確保する狙いがあります。横浜~二俣川間ノンストップは、現在も、将来も、横浜と二俣川以遠の人々を結ぶ絆です。

【5位】高架化と地下化

 新規路線の建設だけではなく、既存路線の改良も進んでいます。天王町~星川付近の連続立体交差事業は、線路を高架にして、9か所ある踏切のうち7か所を除却します。事業区間は約1.9kmです。2018年度に全線が高架化される計画です。

 一方、二俣川駅付近を西端とし、鶴ヶ峰駅と西谷駅のほぼ中間地点を東端とする立体交差計画は線路を地下にする方針が決まりました。事業区間は約2.7kmです。10か所の踏切を除却します。高架に上がったり地下に潜ったりと、変化の大きな路線になりますね。

 立体交差は道路の踏切渋滞を解消する目的で行われますが、踏切事故や、危険察知などによる徐行も解消されるため、鉄道利用者にも利点があります。高架線方式の立体交差では車窓の眺望にも期待できます。道路交通が円滑化されますから、沿線の人々も暮らしやすく、不動産の価値も上がりそうです。

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コメント

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3件のコメント

  1. 中学生の自由研究みたいな記事だな
    じゃあ、都内への直通列車は朝7時台に何本用意されるの?

  2. 性懲りもなくまたしてもこのパターンか。
    確信犯だな。いや、愉快犯か?

  3. 確かに相鉄の車両限界は2930mmと若干狭かったが、11000系導入時に拡大工事を行い、2950mm幅のJR標準車両が運行出来るようになっております。
    また、横浜駅に導入されているホームドアは6両編成に対応した設備で施工されています。
    目黒線系統導入車両が8両で導入されるという根拠は何が有るのでしょうか?

    目黒線、三田線、南北線が8両化するという発表も現状有りません。
    (直通先候補の埼玉高速鉄道線は今春大幅減便を行いました。)

    また、需要予測では都心直通線開業5年後には開業初年度を下回る利用予測となっており、それ以降、前年割れを続ける見込みです。
    横浜で最も高齢者が多い地域を走る鉄道…
    というのが実情です。