「住むなら相鉄沿線」と思わせる10の理由 暮らしやすい街と東京が直結へ!

開発と延伸計画のあるいずみ野線

【10位】いずみ野線の未来

 相鉄沿線は、都心直通計画と生産緑地指定解除によって開発が進みそうです。少子高齢化の流れに逆らって、沿線人口が増えるかもしれません。もっとも、他の大手私鉄沿線に比べると人口が元々少なく、未開発エリアが多いという反動かもしれません。都心直通線が分岐する西谷駅より西側が盛り上がりそうです。

 特にニュータウン開発が進むいずみ野線沿線に注目です。横浜市は2011(平成23)年に国家戦略プロジェクトのひとつ「環境未来都市」に指定されました。2013(平成25)年に横浜市と、相鉄の持ち株会社である相鉄ホールディングスは、「相鉄いずみ野線沿線の次代のまちづくりの推進に関する協定」を締結。この協定に基づき、市民、大学、行政、民間企業の協働によるまちづくりが進められています。

 いずみ野線の南万騎が原駅付近では「南万騎が原駅周辺リノベーションプロジェクト」と題して、駅前商業施設と駅前広場の再整備が行われています。住環境についても相鉄グループとUG都市建築による「みなまき未来プロジェクト」が進行中。住宅の状況調査や賃貸、売却物件のリフォーム補助金制度があります。

 未来的な構造が特徴のゆめが丘駅は、福士蒼汰さん、有村架純さんが出演した映画『ストロボ・エッジ』のロケ地になりました。CMでもたびたび登場しています。このゆめが丘駅付近に広がる農地は2021年までに区画整理が行われ、新しい街ができる予定です。いずみ野駅周辺も農地が多く、住宅開発が始まりそうです。

 こうした沿線人口の開発について、いずみ野線では準備ができています。そのひとつが緑園都市駅。フェリス女学院大学緑園キャンパスが近く、庭園展望台のあるオシャレな駅です。実はこの展望台は線路の予定地。もともと、急行待避ができる構造で造られていますが、いまは展望台として利用されます。庭園がなくなると残念ですが、急行待避施設が造られることで、いずみ野線から横浜、東京都心方面への所要時間が短縮されます。

 さらに、いずみ野線には平塚方面への延伸計画もあります。というより、もともと平塚駅までの計画で免許を取得していました。このルートには現在の慶應大湘南藤沢キャンパス、JR相模線・寒川駅経由が想定されていました。後に、JR相模線・倉見駅に東海道新幹線の駅を誘致する計画「ツインシティ整備構想」が立ち上がったため、現在は湘南台駅から倉見駅方面へ延伸する計画に変わりつつあります。

 2016年の「東京圏における今後の都市鉄道のあり方について」(交通政策審議会答申第198号)でも、「いずみ野線の延伸(湘南台~倉見)」が盛り込まれました。神奈川県藤沢市は答申を踏まえて、藤沢市内の駅の候補地を発表しています。イトーヨーカドー湘南台店前付近の地下駅と、慶應大湘南藤沢キャンパス前交差点付近の高架駅です。都心直通線とこの延伸を組み合わせると、慶應大の湘南藤沢キャンパス、日吉キャンパス、三田キャンパスがひとつの鉄道ルートでつながるという見方もできます。

※ ※ ※

「住むなら相鉄沿線」と思わせる理由をまとめると、自然環境が多く、これから開発が始まるため住宅を購入しやすく、新幹線も含めた交通の便利さとなるでしょうか。沿線の環境の大きな変化によって、相鉄も大きく変化しそうです。鉄道ファンとしても楽しみになってきました。

【了】

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コメント

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3件のコメント

  1. 中学生の自由研究みたいな記事だな
    じゃあ、都内への直通列車は朝7時台に何本用意されるの?

  2. 性懲りもなくまたしてもこのパターンか。
    確信犯だな。いや、愉快犯か?

  3. 確かに相鉄の車両限界は2930mmと若干狭かったが、11000系導入時に拡大工事を行い、2950mm幅のJR標準車両が運行出来るようになっております。
    また、横浜駅に導入されているホームドアは6両編成に対応した設備で施工されています。
    目黒線系統導入車両が8両で導入されるという根拠は何が有るのでしょうか?

    目黒線、三田線、南北線が8両化するという発表も現状有りません。
    (直通先候補の埼玉高速鉄道線は今春大幅減便を行いました。)

    また、需要予測では都心直通線開業5年後には開業初年度を下回る利用予測となっており、それ以降、前年割れを続ける見込みです。
    横浜で最も高齢者が多い地域を走る鉄道…
    というのが実情です。