各国の哨戒機が日本で大集合、理由は「瀬取り」 対潜水艦戦闘用の航空機がなぜ?

2018年9月、実は日本へ数か国の対潜哨戒機がぞくぞくと集結してきていました。わざわざ海を越えてやってきた理由は北朝鮮による「瀬取り」の監視ですが、なぜ対潜水艦戦闘用の航空機が、洋上の監視にあてがわれたのでしょうか。

瀬取り監視に対潜哨戒機が必要なワケ

 こうした瀬取りなどの抜け穴をふさがなければ、いくら国際社会が制裁措置を行っても、その意義が薄れてしまうことになり、結果として北朝鮮の核兵器開発などをやめさせることが難しくなってしまいます。そのため、各国が協力して瀬取りの監視を行うべく、日本に対潜哨戒機を派遣してくるというわけです。

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カナダ空軍のCP-140(画像:カナダ空軍)。
カナダ空軍CP-140の機内の様子。海上自衛隊のものとはコンソールの配置などが異なっている(画像:カナダ空軍)。
ニュージーランド空軍P-3K2の機内の様子(画像:ニュージーランド空軍)。

 ちなみに、今回航空機を派遣する3か国のうち、オーストラリアとカナダは2018年の4月にも今回と同様の目的で対潜哨戒機(オーストラリアがP-8、カナダがCP-140)を日本に派遣した実績があります。

 では、今回各国が瀬取り監視を行うツールとして対潜哨戒機を選んだのは、いったいどのような理由からなのでしょうか。

 瀬取りの取り締まりといっても、広大な日本海や東シナ海において「いつ、どこで」行われるか分からない瀬取りを監視するというのは、非常に難しい作業です。たとえば、船舶による監視では目視で確認することができる範囲に限界があり、ヘリコプターでは上空から監視できることで船舶よりもカバー範囲を広げられる反面、燃費の悪さに起因する航続距離の制限がかかってしまい、進出できる距離や監視を行える時間に限界があります。そこで、対潜哨戒機の出番です。

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コメント

3件のコメント

  1. 国防論は要チェックや

  2. これは頼もしいですね

  3. すでに海自では「対潜哨戒機」とは呼びません「哨戒機」です。

    MPA Marine Patrol Aircraft です。

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