「いずも」空母化の死角は「人」か F-35B戦闘機の艦上運用、必要増員は200名規模!

海自ヘリコプター搭載護衛艦いずも型の、事実上の空母化が発表されました。改修や載せる戦闘機も必要ですが、実際の運用にはなにより、人員の増員が必要です。実はこれが、最も大きな課題かもしれません。

戦闘機を運用するのに必要な「人」は?

 戦闘機を運用するには、非常に多くの専門職を必要とします。

 たとえば飛行場におけるそれには、機種によって若干の差異はありますが、日常的な点検や運用を行う「列線航空機整備員」、定期整備や急な故障の整備を担当する「検査隊航空機整備員」、武装の搭載を担当する「武器弾薬員」、無線装置などの整備を担当する「機上整備員」、油圧系統の整備を担当する「油圧整備員」、レーダーなどの整備を担当する「火器管制装置整備員」、パイロット用の装具などの整備を担当する「救命装備員」、エンジンの整備を担当する「エンジン整備員」、燃料の管理、給油を担当する「燃料員」、損傷の修復などを担当する「工作員」、戦闘機支援機材の整備を担当する「動力機材整備員」、飛行の計画などを立案する「飛行管理員」、そしてもちろん機の操縦を担当する「パイロット」と、多岐にわたる技能を持った人たちが関与しています。

 つまり航空母艦で戦闘機を運用するには、機体だけではなく「飛行場の機能をほぼ丸ごと移す必要がある」のです。もちろん航空母艦という特殊な環境において、発着艦や甲板の管制などを行う人員も増やさなくてはなりません。

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米海軍の原子力空母「ジョン・C・ステニス」の飛行甲板(画像:アメリカ海軍)。

 現在いずも型の定員(運用に割り当てられた人員数)は約470名であり、うちヘリコプターを運用するための航空要員は200名を占めます。戦闘機を8機さらに追加するには、さらに200名程度の航空要員が必要となるでしょう。

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コメント

1件のコメント

  1. これだけ人が多く集まる船には独自の文化が生まれて来る筈

    軍事機密にならない範囲で発信して欲しい

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