高速道路の「追越車線走ると渋滞」、知ってた? 左側車線の利用促進で周知広がるか
初の片側2車線区間で実施
「走行車線の利用促進による渋滞対策実験」は2019年2月現在、3月末までの予定で土休日に、関越道下り線の前橋IC~渋川伊香保IC間で行われています。これまでの実験区間は全て片側3車線区間でしたが、今回は初めてとなる片側2車線区間での実施です。
「この区間の渋滞は、おもに冬季の休日(午前中)、スキー需要により交通量が高まることで発生します。構造的には、東京方面からの片側3車線が前橋ICで2車線に減少することに加え、ゆるく長い上り坂が隣の駒寄PA先まで7kmも続くため、車両の速度低下が原因となります」(NEXCO東日本関東支社 外山さん)
ここでも、「追越車線=速く進める」というイメージから、先を急ぐドライバーが少しでも速くという心理で追越車線を選択していると考えられるそうです。その結果、追越車線へ極端に車両が偏り、渋滞発生を早めているといいます。
「たしかに、道路が空いているときには追越車線を走行するクルマのほうが速度は高いのですが、混雑してくると、車線の違いによる速度差はほとんどなくなってきます。こうした混雑状態でのむやみな車線変更自体が、渋滞発生を早める原因にもなるため、控えていただきたいです」(外山さん)
これまでの片側3車線区間では、走行車線利用を促す文言を表示するLED表示器を道路の両側に設置していましたが、今回は左の路肩側にのみ設置しているとのこと。外山さんによると、車線の使われ方や車線変更の挙動なども、片側3車線区間とは異なると考えられため、今後の検証で確認していきたいといいます。
>「追越車線走ると渋滞」、知ってた? (タイトル)
>車線が均等に使われたことで、渋滞の発生を遅らせることができた (本文)
この2つの文章、意味が違ってこねえかな。目標とするべきなのは各車線の利用者数を3等分(片側2車線区間では2等分)に近付けることなのに、タイトルの言い方だと追い越し車線を走るクルマがゼロになれば渋滞が無くなるっていう意味になるよね。報道に携わる人ならもっと言葉の選び方に気を付けなきゃ、と思います。
確かに右が詰まるよね、そんな時は確かに左に逃げます。
190309(土)に藤沢~岡崎北間を往復しました。偶然ですが、距離もあったのでのんびり行こうと思いかなりの範囲で走行車線(左側)を走行しました。無茶走りする車は別としてこの効果はありそうです。でも、3車線区間で中央車線の車を、走行車線の自分が追い越すことがたびたびありました。これは許されることなのでしょうか。これが心配。
追い越し車線を走り続けるのが当然問題として
3車線区間で、第2通行帯に走ってる車の大半は第1通行帯を使うべきなんだと思う。
低速で第2通行帯を走る車が居るから、
実質2車線状態になって、追い越し車線から左に戻れなくなる。
簡単明瞭に本音を書こう。
大型貨物自動車は標識のとおり、第1通行帯を走行してください。