中部空港セントレア「2本目」のアクセス鉄道はできるか? コスト抑えられても残る課題

【地図】海も走る! あおなみ線の延伸イメージ

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あおなみ線の延伸ルートのイメージ。海底トンネルを建設し、新舞子付近から空港までは名鉄常滑線に乗り入れることが考えられている(国土地理院の地図を加工)。

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Writer: 草町義和(鉄道ニュースサイト記者)

鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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コメント

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6件のコメント

  1. 代替路線という視点からすれば、今は単線ですが、JR武豊線を終点武豊駅から小鈴谷まで西進させて南側から空港駅に進入させてはいかがか?
    新線部分は結構住宅地を避けて線を引けます。武豊線部分も需要に応じて部分複線化していけばよいと思う。
    あおなみ線は急行列車が走れるようになってないし、名鉄の線形も悪いので武豊線利用でも使い物になると思う。

    • 残念ながら天下のJR東海が「儲からないからうちはやりたくないけど誰かがお金を出して線路引いてくれたら運行はしてやらんでもない」というスタンスなので現時点では無理かと。
      そもそも既存の武豊線の改良をするなりしないと速度的にも85km/hで頭打ちですし。
      (変にケチってATS-PT入れたおかげでパターンぎりぎりの運転もできませんしね)

  2. いつも真っ先に運休するのは常滑~中部国際空港間なんだから、多額の費用で整備しても肝心のこの区間が共用になる乗り入れ案はやる意味がない。やるなら単独乗り入れは必須。
    まあその金で三河方面へ直結するルートを整備する方が効果は大きいと思うが。

  3. 逆に鉄道に執着しないのもありかもよ。
    愛知県は全部ではないが道幅も広いし、
    ここに欧州規格の3連節バスを高速度で走らせる。
    それでも無理となったら初めて鉄道計画という選択肢も。

  4. どちらかというとあおなみ線の経営難の責任を取りたくない愛知県と名古屋市の窮余の策と言った感じでしょうか。
    (夢洲の失敗を万博とIRでうやむやにしたい大阪と一緒かな?)

    交通アクセスの2重化ならそれなりに経営が成り立つように仕組まないといけないのに起点が名古屋駅では名鉄と共倒れするのがオチでしょう。
    それ以前に道路網が2重化ほぼ確定状態(知多半島道路+西知多道路)なのにモータリゼションの進んだ愛知でうまく行くとはとても…?
    メインのインバウンドだってバス移動メインですし。

  5. むしろJR武豊線の半田辺りから分岐して知多半島を横断する形の新線を名鉄空港線と結ぶ形にした方がサブアクセスとして有効かと(関空や成田がこのパターンで成功してるし)