2019年3月ダイヤ改正、暮らしへの影響は? 各社の変更点をチェック!

京阪神:おおさか東線延伸開業、「Aシート」導入

 おおさか東線の放出~新大阪間の開業は、2019年3月のダイヤ改正でも大きな出来事です。この路線は通勤通学にも影響します。注意点として、現在、奈良と尼崎を結んでいた「直通快速」は経路が変更され、おおさか東線の全区間を経由して奈良と新大阪を結びます。直通快速は奈良発 新大阪行きが平日の6~7時台に4本、土休日の7、8、15、16時台に計4本。新大阪発 奈良行きが平日の17~20時台に4本、土休日は10、11、17、18時台に計4本です。

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特急「らくラクはりま」に使用される289系電車のイメージ(画像:JR西日本)。

 大阪市内~奈良間は近鉄特急が速くて便利ですが、新大阪駅から乗り換えなしで奈良に行けるとなれば、新しい直通快速も便利です。なお、奈良と天王寺、大阪環状線を結ぶ「大和路快速」は継続されます。放出駅では片町線(学研都市線)とおおさか東線が同一方向・同一ホームで乗り換えられ、便利になりそうです。

 着席保証列車としては、大阪~姫路間に特急「らくラクはりま」1往復が誕生します。朝の上りは姫路発6時21分、大阪着7時21分。夕方の下りは大阪発19時04分、姫路着20時08分です。「らくらくはりま」の前後の「はまかぜ」「スーパーはくと」も停車駅を増やし、通勤需要に応えます。

 東海道本線・山陽本線(琵琶湖線・JR京都線・JR神戸線)を走る新快速の一部に、着席保証車両「Aシート」が導入されます。平日、土休日とも2往復。平日朝の通勤時間帯にかかる列車は1本で、網干発7時22分、姫路、三宮、大阪、京都を経由して野洲着9時49分。平日のこのほかの列車と土休日は日中と夕夜間の運行です。旅行者、レジャー、買い物客向けといえそうです。

【写真】東急線の駅で新ダイヤの時刻表を配布

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