東海道・山陽新幹線 車内設備はどうなっている? コンセント Wi-Fi トイレ 特大荷物

開業から半世紀以上が経過した東海道新幹線。山陽新幹線も全線開業から45周年を迎えます。この間、新幹線車両はスピードアップに加え、乗り心地や車内サービス内容も進化しました。一方で、約30年間変わらないものもあります。

5月から「特大荷物スペースつき座席」の運用開始

 最近は、新幹線のバリアフリー化も進んでいます。11号車には車いす対応座席とともに、電動車いすでも利用可能なトイレを設置。このトイレはオストメイト対応となっています。余談ですが、N700系ではすべての大便所が洋式便器となり、さらに一部編成には温水洗浄便座となっていて、より快適に利用できるようになりました。

 さらに、この車両には多目的室も設けられ、体の不自由な方でも新幹線を利用しやすくなっています。また、多目的室が空いていれば、体調が悪くなったときや赤ちゃんへの授乳などに利用できるので、必要なときは車掌に相談するとよいでしょう。

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指定席車両の最後列(座席後ろのスペース)が「特大荷物スペースつき座席」になる。写真はイメージ(2017年10月、恵 知仁撮影)。

 そして、2020年5月からは新幹線に持ち込む大型荷物に関して、新たな制度が始まります。指定席車両の最後列が「特大荷物スペースつき座席」となり、幅・奥行・高さの合計が160cmを超えて250cm以下の「特大荷物」を持ち込む場合は、この座席を指定することが必要になります。「特大荷物スペースつき座席」の指定席料金は、ほかの座席の指定席料金と同額ですが、座席数に限りがあるため注意が必要です。

 なお「特大荷物スペースつき座席」を確保せずに、新幹線に大きな荷物を持ち込んだ場合は、手数料1000円を乗務員に支払い、所定のスペースに荷物を置くことになります。大きな荷物がある場合は、少し早めに指定席を購入したほうがよいでしょう。

 時代とともに、新幹線の座席や設備もどんどん快適できめ細かくなっています。次にどんな設備が登場するか、楽しみです。

【了】

【写真】N700Sではひじ掛けにコンセント

【新幹線特集】最新の新幹線事情から運賃・料金、ネット予約、快適移動の乗車術まで徹底紹介

Writer:

鉄道ライター。乗り鉄・撮り鉄のほか、鉄道旅で酒を楽しむ「飲み鉄」や列車を貸し切って遊ぶ「借り鉄」の普及に勤しむ。最近は、鉄道と地域の活性化アドバイザーとしても活動中。好きな発車メロディはJR北千住駅。

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