那覇の慢性渋滞 ゆいレール延伸で緩和なるか? カギは新しい「てだこ浦西駅」と3両化

県人口の約7倍もの観光客が訪れる沖縄県ですが、特に那覇市は、もともと過密だったこともあり慢性的な渋滞が発生しています。市の輸送を担うゆいレールを巻き込んだ解決策には何があるでしょうか。新駅「てだこ浦西」周辺も見てみます。

新駅「てだこ浦西」前にパークアンドライド基地

 てだこ浦西駅では、那覇市北部のパークアンドライド基地としての整備が進められています。パークアンドライドとは、自宅から最寄り駅やバス停などまでクルマで行き、そこから公共の交通機関に乗り継ぐ移動の方式をいいます。てだこ浦西駅前にはすでに駐車場と駅前ロータリーが完成しており、那覇市内に通勤する人はここにクルマを停め、ゆいレールに乗って通勤する形が想定されます。駐車料金の日中最大料金は1日400円で、定期駐車券は月額3500円からです。筆者(河嶌太郎:ジャーナリスト)が2月初旬に訪れたときには、駅前ロータリーと駐車場の整備だけが終わっており、その周辺の空き地ではまだ整備の工事が進められていました。

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てだこ浦西駅の外観。右がパークアンドライド駐車場(2020年2月、河嶌太郎撮影)。

 駅周辺には沖縄自動車道が通っており、現在は駅に接続する「幸地(こうち)IC」の工事が進められていて、2024年度までの完成を目指しています。さらに駅前には大型スーパー「イオンスタイル浦西(仮称)」も建設中で、こちらは2022年春の開業を目指しています。

 こうした施策もあり、県の資料によると、てだこ浦西駅の1日平均の駅利用者数は1436人(2020年1月末時点)と、新しく開業した4駅(てだこ浦西・前田・経塚・石嶺)のなかで最多となっています。駅周辺に目ぼしい住宅がないにもかかわらずこの利用者数を数えているということは、それだけパークアンドライドの利用者がいるということなのかもしれません。

 てだこ浦西駅の開業は、県内利用者だけでなく観光客にとってもメリットがあります。駐車場や大型商業施設、インターチェンジの建設に加え、高速バスターミナルの整備も進められています。たとえば那覇市内へ観光に向かうとき、てだこ浦西駅までは高速バスで来て、そこからゆいレールに乗り継げば、渋滞する那覇市内をバスで移動しなくて済みます。

【写真】てだこ浦西駅の周辺を散策

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コメント

2件のコメント

  1. 車両費や変電所増強費用も含んでいるのかも知れませんが、一説に3両編成化に百億円を要するとか。インフラが2両対応でしかなかったことは大きな手戻りであったと言わざるを得ません。

  2. 那覇から名護までJRを開通すべきです。

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