「長寿な鉄道車両」5選 同じ形式名で約半世紀 長持ちのワケは? 引退が近い車両も
関西を走る長寿の通勤形 少ない劣化、古さを感じない車体
阪急電鉄5000系(1968年製造)
阪急5000系は、1968(昭和43)年から製造開始された神戸本線用の通勤形電車です。駅間距離の長い神戸本線で高速運転をするため、大馬力のモーターと、高速性能に寄せたギア設定を組み合わせて、最高速度110km/hの運転を行っています。
最近、神戸本線用の8両編成が引退し、現在は今津北線で6両編成が走っていますが、往年の健脚はいまだ衰えていません。
5000系に限らず阪急の車両は入念に車体が整備されており、つやのある美しい塗装も相まって、まったく古さを感じさせません。
南海電気鉄道6000系(1962年製造)
南海6000系は、高野線用の通勤形電車として1962(昭和37)年に登場した車両です。東急電鉄、京王帝都電鉄(現・京王電鉄)に続いて、車両にステンレス製のボディを採用しました。先述の通り、ステンレスは錆びにくいという特徴がありますが、それが6000系長寿の秘密。現役50年を超えたいまでも、極めて車体の劣化は少ないといいます。
2015年から新型車両の8300系による置き換えが始まっていますが、南海6000系はいまなおトップナンバーを含めた54両が、持ち前の高加速、高速性能を活かして、高野線の急行から各駅停車まで幅広く使われています。
現在クハ103ー167は走っていません。
阪急5000系のトップナンバーの8両編成は先日廃車になりました。
阪急の今津線用6両は準急運用には入りません。
神戸線8両が運用に入ります。
この記事の内容は情報が古く、嘘も程々に入っていますね。
阪急だったら、京都線の3300系の方が古いです。下枠交差でない大きなパンタグラフが異彩を放っています。
東武8000は?
写真の2600系はすべて2000系からの改造です。2624と2818は出自が2000系の1次車という意味ですね。30番代の4本は完全な新車です。
長嶋茂雄さんがジャイアンツを引退した年に有楽町線が開業と7000系が投入され、最初は5両編成でスタートし約9年後には倍の10両となりました。その後は副都心線でも利用されていますが、その7000系も老朽化が進み新型17000系の投入が決まり、7000系が見られるのも後僅かとなり、半蔵門線8000系も新型18000系の投入が来年から開始されます。
西武101系「…」
東武の8000系もかなり古い筈ですが・・・。
東京メトロ7000系や東急8500系よりも遥かに古い。
東武8000型の登場は昭和38年。現役最古参は野田線の8150Fが昭和44(1969)年製造の字幕車です。フロントマスクなど原型とは違いますが漏らしたくない車両です。
「私鉄の103型」との異名も有るほど多数が長期にわたり製造されたので、設計変更はあったようです。
現在は他社と同じような座り心地の座席ですが、初期の車両では座面が低くソファに座ったような印象があります。