湘南は渋滞 緊急事態宣言後の週末 交通量減も地域で差 首都圏は一番減ってない?

緊急事態宣言後の交通量 首都圏が最も減ってない?

 これによると、NEXCO3社および本四高速、首都高、阪神高速とも、4月5日(日)から11日(土)の交通量は、対前年比で8割以下、小型車(軽自動車や普通車など)に限ると、NEXCO3社および本四高速では7割以下まで減っています。

 そして4月11日(土)と12日(日)は、業務の車両も減ったためか、交通量もさらに大幅減となりました。ただ都市圏別では、交通量の減少度合いに差が見られます。

 国土交通省は4月6日(月)以降の日ごとの交通量データを、「首都圏」「中京圏」「阪神圏」「福岡圏」の4つに分けて公表しています。いずれも4月12日(日)が前年と比べて最も交通量が落ち込み、小型車では福岡圏が最も減少、グラフで見る限り35%を下回っています。次いで阪神圏が30%台後半、そして首都圏と、緊急事態宣言の対象外だった中京圏が、ともに40%台前半です。なお4月16日(木)の夜、緊急事態宣言の対象は全国に拡大されました。

 ちなみに前日の4月11日(土)を含め、4月8日(水)から14日(火)における小型車の交通量は、13日(月)を除き首都圏が最も多くなっています。

 前出の黒岩祐治 神奈川県知事は4月15日(水)の会見で、「ドライブするだけであっても、休憩できる場所や買い物できる場所は限られており、そういうところに多くの人が押し寄せ、感染が拡大する恐れがある」と話しました。そのうえで、改めて外出自粛を強く要請し、特に「県をまたいでの往来は当面自粛を」と呼び掛けています。

【了】

【4大都市圏別】高速道路交通量の減少度グラフ

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