都内の地下に眠る駅5選 車窓から遺構が見える? 各駅の歴史 イベントに活用する例も

使われなくなった駅やホームは、地上にあれば容易に目につくこともありますが、地下にあれば暗さもあり、なかなか気づかないかもしれません。東京都内の地下で眠りにつくことになった駅やホームには、どんな歴史があるのでしょうか。

歴史の長い銀座線 随所にある遺構

 歴史の長い銀座線には、「幻のホーム」がほかにも見られます。

銀座線 表参道駅(港区)

 表参道駅はかつて、現在の位置から約180m渋谷寄りにありました。同駅は開業当初、「青山六丁目」を名乗っており、1939(昭和14)年に「神宮前」へ改称。1972(昭和47)年10月に千代田線の表参道駅が開業すると、銀座線の駅も再度、改称し「表参道」となります。

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神宮前駅の様子。写真奥、照明の見えているところが現在の表参道駅(画像:東京メトロ)。

 しかし当時、両線の駅はやや離れていました。乗り換えの利便性を向上させるべく、半蔵門線が開通すると同時に銀座線のホームを現在の位置へ移設したのが1978(昭和53)年8月のことです。こうして3路線が1か所にまとまりました。

 それまで使われていたホームは閉鎖され、2020年現在は資材置き場などに活用されています。

銀座線 旧・万世橋駅(千代田区)

 同じく銀座線でもうひと駅、末広町~神田間には、かつて臨時駅として万世橋駅が設置されていました。上野駅(台東区)から新橋駅を目指す東京地下鉄道は、神田川をくぐる工事が難航したため、対岸にある神田駅へ開通するまで暫定的に川の手前へ駅を設けたのです。使用された期間は1930(昭和5)年1月から、神田駅が開業した1931(昭和6)年11月までの2年弱でした。

 同区間はアーチ形状のトンネル構造です。川底をくぐる昭和初期の土木技術などが評価されたことから、2008(平成20)年8月には浅草~新橋間の土木構造物が、社団法人土木学会によって「選奨土木遺産」に認定されています。

【写真】「新線」でない京王線の初台駅 かつての様子

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1件のコメント

  1. 番外編:小田急の急行線の世田谷代田駅(対向式ホーム)。代々木上原駅から梅ヶ丘駅の複々線運転開始後使われなくなった。

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