吉永陽一(写真作家)の記事一覧
Writer: 吉永陽一(写真作家)
1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。
-
【空から撮った鉄道】ここまで鉄道を「埋める」のか!? 築堤だけではない ビルと人工物に覆われていくJR品川・高輪〈前編〉
『空から撮った鉄道』では度々、品川駅と高輪地区の再開発を紹介してきました。2022年に高輪築堤の発掘調査が終了したあと、23年にかけては一帯の様子が劇的に変化。ビルと人工物に線路が“埋もれて”いく光景は圧巻です。
-
「これが、同じ街なのか…?」ついに渋谷駅直結を果たした“国道の向こう側” 地形すら変えた大開発4年間を定点比較
大規模再開発中の渋谷駅では、JR新南口改札が移転開業しました。街ごと再開発された南西の桜丘地区に大型複合ビル「渋谷サクラステージ」もオープンし、後発だったこの地域へも人々が流入し始めています。
-
【空から撮った鉄道】たった2駅が長い道のり!? 悲願の延伸開業 田園地帯は大きな街に
北大阪急行電鉄南北線は、大阪メトロ御堂筋線の江坂駅から千里中央までを結ぶ路線です。2024年3月に北方向へ2駅間が延伸し、箕面萱野駅まで開通しました。今回は短い延伸開業区間の空撮です。
-
先頭車ほぼ“鼻”! 高速試験車「ALFA-X」空から見たら超異形 確かに“ものすごく速そう”
鉄道の試験車は形状も様々で、唯一無二の存在です。なかでも独特なフォルムかつ速度を追求する新幹線の高速試験車は、ファンの心を惹きつけます。JR東日本のE956形「ALFA-X」を上から見てみましょう。
-
「東京から特急が走る盲腸線」またも危機? 水没からの「議論の申し入れ」に揺れる路線の今と昔
JR東日本は吾妻線の一部区間について、今後を協議したい旨を沿線自治体へ申し入れています。近年ではダム建設に際し一部旧線が水没するなど話題になりましたが、さらなる課題が突き付けられている形です。
-
ここは本当に貨物駅だったのか!? 「うめきた」に街が出現 消えゆく鉄道の記憶
大阪駅の北側にあった梅田貨物駅の跡地は、「うめきた2期」再開発事業として大規模開発中です。8か月ぶりに空撮すると、ビルと公園が竣工間近となり、この場所が貨物駅であったことが過去のことになりつつありました。
-
【空から撮った鉄道】大阪の下町に“阪急要塞“出現!「淡路駅高架化」16年目の壮観 まだまだ要塞化!?
阪急京都線と千里線が平面交差をする淡路駅周辺では、連続立体化事業が行われています。2023年9月に高い高度から撮影し、その約8か月後の2024年5月に低めの高度で工事状況を記録しました。
-
【空から撮った鉄道】貨物駅が“ほぼビル”になった! 激変する「梅田」 ビル群の陰に鉄道の記憶を探す
大阪駅の北側にあった梅田貨物駅の跡地は、「うめきた2期」再開発事業として大規模開発中です。8か月ぶりに空撮すると、ビルと公園が竣工間近となり、この場所が貨物駅であったことが過去のことになりつつありました。
-
「渋谷と御茶ノ水、ますます“谷”になってないか…」 再開発で「深く」なる都心のターミナル駅
東京の駅では再開発が至るところで行われています。谷間のターミナル駅である渋谷駅と御茶ノ水駅は、改良工事も相まってさらに「谷深く」なりました。その光景を空撮写真で見ていきます。
-
【空から撮った鉄道】河川敷に並べられた電車!? 東京メトロ車両基地 他社線内を“間借りしてます”【後編】
東京メトロは都心部を中心に9つの地下鉄路線を営業していますが、車両基地は必ずしも自社線内にあるとは限りません。地下に検車区のある南北線を除き空撮してきたので、後編では東西線、千代田線、有楽町線、半蔵門線、副都心線を紹介します。