武若雅哉(軍事フォトライター)の記事一覧
Writer: 武若雅哉(軍事フォトライター)
2003年陸上自衛隊入隊。約10年間勤務した後にフリーフォトライターとなる。現場取材に力を入れており、自衛官たちの様々な表情を記録し続けている。「SATマガジン」(SATマガジン編集部)や「JWings」(イカロス出版)、「パンツァー」(アルゴノート)などに寄稿。
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酷寒! 自衛隊「八甲田演習」全行程に密着「大量遭難」から122年後も毎年実施する “意味”
青森県に所在する陸上自衛隊の部隊は毎年、八甲田山の裾野で冬季演習を行っています。これは戦技の向上を図るだけでなく、120年ほど前に起きた旧陸軍の大量遭難事件の慰霊も兼ねているそう。今回、密着取材してきました。
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自衛隊はなぜこうも「雪に強い」? 高速道路の大雪立ち往生にも“災害派遣” 知られざる雪装備の数々
大雪によるクルマの立ち往生や集落の孤立などでも、自衛隊は災害派遣で出動します。なぜ自衛隊はそのような中でも活動できるのでしょうか。実は積雪に強い装備を多数持っているほか、トラック自体が雪面も走れるようになっていました。
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「さっぽろ雪まつり」は自衛隊の訓練です!? 実はある“戦闘との関連性” 想像以上にガチだった!
さっぽろ雪まつりに自衛隊はなぜ協力するのでしょうか。実は大雪像の制作はひとつひとつの工程が「訓練」になっているのだとか。実は、雪像制作と冬季の戦闘行動は密接な関係があるのだそうです。
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これぞ「雪道最強の乗りもの」! 自衛隊の「雪上車」に乗ってみた ワイルドすぎる乗り心地という? “安心感”
自衛隊には、なかなか目にすることのない「地味装備」も多数あります。冬場にしか使われない雪上車もそのひとつ。冬季演習の取材時に乗ってみると、その重要性を再確認することができました。
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「ハイエース2駆は雪道に弱い」本当か? 実地を走って理由が判明 予防策は “あえて荷物積む”
ハイエースユーザーの多くが語る、2WDモデルは雪道に弱いという言説を、青森県の積雪地を走ったら実体験しました。地元ドライバーによると、あえて荷室に重量物を積むことでスタックを防ぐこともあるそうです。
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【10式戦車ができるまで】「戦車」と呼べば叩かれる… 予算を勝ち取りマスコミも煙に巻いた“秘策”とは? バレたけど!!
日本を代表する高性能戦車の10式戦車。プロジェクトは1993年頃にスタートしていますが、30年前は冷戦が終わったばかりで、開発予算を獲得するのもひと苦労だったとか。そこで担当者は一計を案じました。
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自衛隊屈指のエリート「パラシュート部隊」に密着 脅威のスピード降下からの“着地術”とは? 能登には“あえて行かず”
陸上自衛隊で唯一の落下傘部隊である第1空挺団。エリートと称される彼らはどんな訓練を受けているのでしょうか。胸元に輝く「空挺徽章」が授与されるまでの5週間、その訓練に密着しました。
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自衛隊ヘリ「チヌーク」なぜ重宝? 能登と瀬戸内海で“2正面作戦” ところで「オスプレイ」は?
自衛隊の大型輸送ヘリCH-47「チヌーク」が能登半島地震でも多用されています。陸自と空自が保有する、ふたつのローターを備えた特徴あるヘリ。「オスプレイ」が導入されても使われ続けるのには理由がありました。
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能登地震で招集の「予備自衛官」って? ほぼ一般人だが有事は自衛官 どれだけガチなのか?
発災から約1週間経った能登半島地震について、防衛省は予備自衛官の召集を決定、被災地へ部隊を派遣しました。彼ら“予備”自衛官は一般的な自衛官と何が違うのでしょうか。
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【10式戦車ができるまで】「90式できたばかりだろ?」それでもなぜ「新型戦車は必要」訴えたのか みんな文句ばっかり!
日本を代表する高性能戦車の10式戦車。すでに部隊運用が始まってから10年以上が経過していますが、その開発は1993年頃にスタートしています。ただ、30年前は冷戦が終わったばかり。新戦車の必要性を理解してもらうところから始まりました。