全国「超ミニサイズ」パーキングエリア5選+1 まるでバス停 海が間近 ほぼ「くぼみ」!?

全国の高速道路には、多くの人でにぎわうSAがある一方で、PAのなかには、規模がかなり小さいものがあります。立地が不思議だったり、美しい風景が見えるものも。全国の主要な高速道路からいくつか紹介します。

真横をクルマが高速で走り抜けていく

 全国の高速道路の休憩施設はパーキングエリア(以下、PA)とサービスエリア(以下、SA)に大別されます。PAはSAに比べて簡素な施設なつくりであることが一般的です。

 その中でも、特筆して規模が小さく、都市部にあっても鉄道でいう「秘境駅」のような趣を漂わせるPAをいくつか紹介します。

由比PA(東名高速、静岡市清水区)

 東海道のかつての難所「薩埵(さった)峠」の麓で、東名高速と国道1号、東海道新幹線が崖下の海岸線を走るビュースポットに位置します。下り線は駿河湾の水際近くに狭いスペースが設けられ、そこにトイレや展望台を兼ねた小さな建屋があります。駐車場は縦列駐車で、本線とを隔てるものはガードレール1本だけ。雰囲気はまるで新幹線の、待避線のみにホームがある駅のようです。

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海に面した由比PA(2019年4月、乗りものニュース編集部撮影)。

 上り線にはかつて食堂や売店があり、狭いながらも賑わっていましたが、2020年5月に撤退してしまいました。今やこちらも新幹線の通過駅の趣ですが、海が間近に見える点では、下り線のほうが楽しめそうです。ただし、下り線エリアは初日の出を拝もうとする人も多いことから、正月には閉鎖されることが多くなっています。

羽島PA(名神高速、岐阜県羽島市)

 新幹線といえば、名神高速の羽島PAも本線とガードレール1本で隔てられた簡素な構造ですが、海ではなく、東海道新幹線がすぐ目の前を並走しています。新幹線を最も間近で見られるPAと言ってよいでしょう。

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コメント

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3件のコメント

  1. WCがあるというのは大きな安心感に繋がりますので、渋滞多発箇所には満遍なく設置してほしいですね。 

    あと、もう(数値)選とか大丈夫ですよ、(数値)つ、で良いと思います。

  2. 施設がちっちゃいのはいいけどさ、加速車線の長さは十分確保してよ。合流する側もされる側もおっかない。

  3. 大師PA、今でこそトイレと自販機と情報板しか無いですが、かつては食堂と売店が有るPAでしたよ