ステルス機まる見え!? ウワサの中国最新駆逐艦搭載レーダー 対抗策のカギは…F-15J?

現実的なラインで考える055型搭載「ステルス破り」レーダーの正体

 中国海軍の防空ミサイル駆逐艦は、アメリカや日本のイージス戦闘システムを搭載する水上戦闘艦より、レーダーの能力では劣ると見られていました。このため冒頭に挙げた、055型がステルス性能の高い目標を補足できるとの報道に対しては、疑念の声も上がっています。

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ステルス性能の高い目標を補足する能力があると報じられた、055型ミサイル駆逐艦(画像:中国海軍)。

 F-35のような高いステルス性能を持つ航空機やミサイルは、多くの戦闘機や水上戦闘艦に搭載されている電波の波長帯のレーダーでは補足が困難ですが、より波長が長いUHF波レーダーでは、目標の一部を補足できるといわれています。

 テレビ放送にも使用される周波数帯であるUHF波のレーダーは解像度が低く、目標を正確に補足しにくいため、第2次世界大戦以降は省みられてきませんでした。しかし近年では情報処理技術の発達により、航空自衛隊が導入したE-2D早期警戒機が搭載するAPY-9レーダーなどにも、「ステルス破り」の切り札としてUHF波が使用されています。

 055型ミサイル駆逐艦がUHF波レーダーを搭載しているのかは不明です。とはいえ、中国の英字ニュースメディアであるグローバルタイムスは、055型は複数の周波数帯を使用するレーダーを搭載することで、ステルス性能の高い目標を補足できると報じていることから、おそらく055型はアーレイ・バーク級などに搭載されているSPY-1レーダーと同じSバンドと、UHF波のような極超短波を併用するレーダーを装備することで、ステルス性能の高い目標の補足能力を獲得したと中国は主張しているのではないかと、筆者(竹内 修:軍事ジャーナリスト)は思います。

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コメント

1件のコメント

  1. まあモザイク破るぐらいだしな