「半蔵門線の顔」40年 東京メトロ8000系いよいよ引退カウントダウン 「初要素」も色々

いよいよデビューする半蔵門線の新型18000系。その裏で既存の8000系が順次、全て置き換えられる予定です。40年間「半蔵門線の顔」として君臨し続けた8000系を振り返ります。

車齢を感じさせない! 時代の変化に柔軟に対応

 8000系は「初めての要素」がいくつか盛り込まれた車両です。台車枠と車体のあいだに取り付けられる枕梁(ボルスタ)を無くし、軽量化と保守の簡素化を図ったボルスタレス台車を日本で初めて採用。また、加速とブレーキのハンドルを一体化したワンハンドルマスコンのほか、有事の際に機器の状態を把握する故障記憶装置を営団車両で初めて採用しました。

 旅客サービスの面でも、時代のニーズに合わせ設備が更新されてきました。例えば、先述の直通運転開始時や2004(平成16)年4月の民営化(東京メトロ発足)の際は、方向表示器のLED化や自動放送装置の導入などが行われました。車内のドア上には2010(平成22)年頃からLCD(液晶画面)を設置。ほかにも、増加していた訪日外国人のニーズに応えるため、2018年頃より車内フリーWi-Fiのサービスが開始されています。

 ところで一部の8000系はかつて、東西線で使われたことがあります。

 時期は1987(昭和62)年から、半蔵門線の三越前駅が開業する1989(平成元)年1月まで。当時、東西線は新型の05系電車が製造中であり、輸送力を補うピンチヒッターとして抜擢されたのです。しかし暫定的な処置であることから、車体の帯色は東西線の水色ではなく半蔵門線の紫色のまま。誤乗防止のため、ドア上には「東西線」と掲示されたのでした。

【了】

【行先に注目!】ちょっとだけ東西線を走った8000系を写真で見る

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コメント

1件のコメント

  1. もう少し早く4Qチョッパが出ていればワンハンドルとよく馴染んだはずなのに、ノッチオフのときわざわざ2段限流遮断してた。今はそれさえVVVFになってしまいロストテクノロジーだけど…

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