【空から撮った鉄道】名古屋駅の上空観察 2014年と2022年の空撮から

名古屋駅は東海道本線、関西本線、中央本線、東海道新幹線、近鉄、名鉄、あおなみ線、地下鉄線が乗り入れる中京圏の中心駅です。駅とその周辺は再開発事業やリニア中央新幹線の工事によって変化してきました。2014年、2022年の空撮から変化を見ていきましょう。

この記事の目次

・名古屋駅の東と西では対照的

・近鉄米野駅はJRの車両基地と隣接

・名古屋初空撮で「ドクターイエロー」に遭遇

・リニアの工事が本格化した2022年

【画像枚数】全20枚

名古屋駅の東と西では対照的

 名古屋駅は中京圏の中心となる駅であり、朝から夜まで新幹線、在来線、名鉄、近鉄がひっきりなしに発着し、東海圏最大の都市の玄関口にふさわしい多忙さを極めています。

 デパートの入る1999(平成11)年竣工の駅ビル「名古屋セントラルタワー」が聳え、駅だけでなく名古屋そのもののランドマークになっています。桜通口は繁華街の栄、久屋大通、名古屋城など中心部へ向いており、駅前は大名古屋ビルヂングやミッドランドスクエアといった高層ビルがニョキニョキと立ち並んでいます。新幹線ホーム側の太閤通口は飲み屋街もあって、中低層ビルがひしめいており、駅を挟んで東と西とで対照的な姿となっているのも特徴です。

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北東側から撮影した名古屋駅。この頃の桜通口では「JPゲートタワー」や「JPタワー名古屋」を建設中。桜通口は高層ビルがそびえるが、写真奥の太閤通口では高層ビルはなく、中低層ビルがひしめく(2014年8月5日、吉永陽一撮影)。

 JRの在来線ホームは1937(昭和12)年に高架化されました。高架以前の地平ホームは、現在地より南側200mほどにあったのです。今となっては地平ホーム時代の痕跡はありません。そして在来線と並んで、2面4線構造の東海道新幹線ホームが隣接しています。

 近鉄と名鉄は地下に乗り場があって、ホームは見ることができません。が、関西本線が分岐する付近から近鉄の線路が地上に現れ、近鉄の米野駅では小規模ながら留置線があって特急車両が休んでいます。名鉄はこの関西本線の分岐付近から地上へ顔を出し、東海道本線と並走しながら南下していきます。

近鉄米野駅はJRの車両基地と隣接

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Writer:

1977年、東京都生まれ。大阪芸術大学写真学科卒業後、建築模型製作会社スタッフを経て空撮会社へ。フリーランスとして空撮のキャリアを積む。10数年前から長年の憧れであった鉄道空撮に取り組み、2011年の初個展「空鉄(そらてつ)」を皮切りに、個展や書籍などで数々の空撮鉄道写真を発表。「空鉄」で注目を集め、鉄道空撮はライフワークとしている。空撮はもとより旅や鉄道などの紀行取材も行い、陸空で活躍。日本写真家協会(JPS)正会員、日本鉄道写真作家協会(JRPS)会員。

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