次世代国産ロケット「H3」1号機 打ち上げ延期へ 早ければ2/15

初モノが計画通り進まないのは“お約束”のようなもの。

H3試験1号機では先進光学衛星「だいち3号」を打ち上げ

 JAXA(国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構)は2023年2月6日(月)、1週間後の13日(月)に予定していたH3ロケット試験機1号機の打ち上げを数日延長すると発表しました。

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鹿児島県の種子島宇宙センターの発射台にセットされたH3ロケット(画像:JAXA)。

 延期の理由は、打ち上げ当日の風の状況を踏まえて飛行計画を更新するシステムに確認を要する事項が認められたからだそう。この対応のため、打上げ準備作業を延長する必要に迫られたといいます。

 H3ロケット試験機1号機は、先進光学衛星「だいち3号」(ALOS-3)を搭載して2月13日に鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定でした。

 JAXAでは新たな打ち上げ日は、早ければ2日後の15日(水)が想定されるとのこと。できる限り早めに確認・調整を済ませ、確定次第、改めて告知するとしています。

【了】

【H3のデザインコンセプトも】種子島からの打ち上げをいろんなアングルから

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