国内初公開!! JALの新型国際線主力機「A350-1000」機内に潜入! 全クラス圧巻の”本気仕様”とは

各クラスの座席、どんなもの?

 この機のファーストクラスは特注仕様で、他の航空会社ではあまり類を見ない、150cm超の高い壁を設置した完全個室型のものが採用されています。座席は通常時の「ソファー」モードに加え、半分を座席に半分をベッドとする「シート&シングルベッド」、席をすべてベッドとして使う「ダブルベッド」、計3モードが選択できる特徴的な仕様となっています。「ダブルベッド」モード時の幅は約123cm、長さは最大約203cmにも及びます。

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JALのA350-1000初号機の機内(2024年1月15日、乗りものニュース編集部撮影)。

 ビジネスクラスは同社史上初の扉付き個室タイプのものが導入されており、ファーストクラスともに世界初のヘッドレスト内蔵スピーカーを座席に搭載しているほか、充電設備にはUSBや電源コンセントに加え、端末を置くだけで充電できる、ワイヤレスタイプのものも装備されています。

 プレミアムエコノミークラスは「以前のビジネスクラスに近い体験ができる」(担当者)とのことで、このクラスとしては世界で初めて電動のリクライニング機構を搭載。また、可動式の仕切り板も搭載されており、プライバシーへの配慮も見られます。

 エコノミークラスは、膝周りの収納スペースに工夫を加えることで足元のスペースを確保したといいます。また座席の背もたれを従来のものより倒れ気味とすることで、リクライニングをせずともリラックスできるような工夫も凝らされています。もちろん、全クラスでUSBポート、電源コンセントは完備されています。

 また、機内エンターテインメントシステムは、15の言語に対応。モニターは4Kに対応しているほか、全クラスでブルートゥース接続に対応し、自分のワイヤレスイヤホンを使用して映画などを楽しめます。また、内容も電子書籍のラインナップを拡充し、ライブTVや文字ニュースなども利用できるとのことです。

【了】

【写真】凄すぎる! JAL「新型国際線主力機」の機内をイッキ見

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