歴史に残る巨額「投資サギ事件」首謀者の不可解な行動 ド派手イベント強行せざるを得なかったウラ事情

2024年9月、兵庫県警は詐欺容疑で高級クラシックカーのレストア販売会社オーナーを逮捕しました。ただ、彼は経営が火の車である一方で、サーキット貸し切りの派手なイベントを行っています。そのチグハグな行動はなぜなのでしょうか。

被害総額36億円以上! 世間に衝撃を与えた巨額詐欺事件

 2024年9月、兵庫県警はクラシックカーをめぐる投資を呼びかけ、多額の金銭をだまし取ったとして、詐欺容疑で東京都渋谷区の自動車修理販売業、室崎泰夫容疑者(42歳)を逮捕しました。

 警察の調べによると、室崎容疑者はクラシックカーを仕入れてレストア(復元)販売する投資話を会社役員の男性に持ちかけ、4億円をだまし取った疑いがもたれています。なお、室崎容疑者は同じような投資話を複数の顧客に持ちかけており、総額約56億円を集めた容疑がかけられていますが、自身が経営していた自動車販売会社「STAR CRAFT(スタークラフト)」はすでに破綻しており、36億円以上が被害者に返還されない可能性があります。

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クラシックカーの整備工場。写真はイメージ(画像:PIXTA)。

 以前の記事では、世界的なブームによるクラシックカー相場の高騰の裏には販売店やレストア専門店には大きなリスクが伴い、1つ経営判断を誤れば経営が傾き、他の客が支払った前払金や手付金での補填する自転車操業へと陥り、経営破綻へと追い込まれた際に顧客へ返金ができなければ、夜逃げをするか、室崎容疑者のように詐欺罪で逮捕されるかという厳しい世界であることを紹介しました。

 その後、室崎容疑者の事件を調べていくと、新たな事実が判明したので改めて記します。

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