「お客さん警察行きましょうか…」ベテランタクシー運転手に聞く 驚愕の泥酔客3選「さすがプロ!」な案件まで
お酒を飲む機会が多くなる12月には、様々な迷惑客がタクシーの乗ってきます。そこで、これまでに出会った驚きの泥酔客を女性ベテランドライバーに列挙してもらいました。
クルマを叩くな!
これは、ベテランの個人タクシードライバーが遭遇した迷惑客のハナシとのことでした。
八王子を中心とした南多摩エリアには数多くの大学がキャンパスを開設しています。そのひとつ、体育会系の部活動が強いことで知られる某大学のラグビー部の学生が酔っ払った挙句にやらかしたそうです。
複数人で相乗りという体でタクシーに乗りましたが、酔って気が大きくなっていたのか、降りた際になぜかタクシーの車体に1発パンチしたのだとか。ただ、それがラグビー部所属の学生なものだから、威力は絶大で左クォーターパネル、リアフェンダーの部分がベッコリ凹んでしまいました。
とうぜん当該ドライバーは、すぐさま警察を呼び、処理をしてもらいます。結果、後日ラグビー部の顧問から丁寧な謝罪と修理代が支払われたとのことでした。
ちなみに、クォーターパネル(リアフェンダー)はバンパーやドアパネルなどと異なり、ルーフなどとつながるボディ本体の一部であることから、他の箇所と違って取り外して交換できません。そのため、修理代は高額になるのが一般的です。
過度な飲酒、泥酔は様々な人に迷惑をかけます。羽目を外さないよう、節度ある“大人の飲み方”を心がけましょう。
Writer: 柘植優介(乗りものライター)
子供のころから乗り物全般が好きで、車やバイクはもちろんのこと、鉄道や船、飛行機、はたまたロケットにいたるまですべてを愛す。とうぜんミリタリーも大好き。一時は自転車やランニングシューズにもはまっていた。
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