京葉線の激レア系統「東金線直通」に乗ってみた ロングランだけど「各停」の理由 ヘトヘトになって体感

千葉県のJR東金線には、1日1往復だけ東京駅発着の列車が存在。種別は各駅停車で、全区間乗り通すと1時間半ほどかかります。夕ラッシュ時に東京駅から乗車し、需要を見てみました。

乗車率は変わらず満員電車

 18時34分、東京メトロ日比谷線と接続する八丁堀駅に停車。下車客はありませんが、大量に乗車して隙間がなくなり、移動は困難な状況となりました。以降「何人が乗車」と書いていきますが、7号車の運転席寄りから確認できた人数となります。

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車両はE233系電車5000番台。大半の区間で満員だったが、終着駅直前でようやく落ち着きを見せる(2024年12月、安藤昌季撮影)。

 18時37分の越中島駅では数人が乗車。下車した人は確認できませんでした。18時40分の潮見駅では10人以上が乗車し、身動きが取れない混雑に。続く新木場駅は東京メトロ有楽町線やりんかい線と接続しますが、10人ほどが下車したものの大量の乗車があり、超満員になりました。

 18時47分の葛西臨海公園駅では30人ほどが下車し10人ほどが乗車。続く舞浜駅は平日だからか、東京ディズニーランドの最寄りでありながら乗車はわずかでした。下車は10人ほどに見えました。

 18時53分、新浦安駅で大量に下車があり、車内放送で「ドア付近の方はいったん降りてからご乗車ください」とアナウンスがありました。乗車は10人ほどでした。

 18時56分、武蔵野線方面へ分岐する市川塩浜駅では、工場勤務と思われる20人以上が乗車、下車客はわずかでした。「電車が揺れるのでご注意ください」とのアナウンスが流れると、18時59分に二俣新町駅。ここも下車客はわずかでしたが、10人程度が乗ってきました。武蔵野線が合流する南船橋駅には19時3分着。乗車、下車ともに10人ほどでした。

 この時点で、並行する東京メトロ東西線の終点、西船橋駅より遠くまで来ているのですが、列車内は吊革まで埋まる混雑のままで、新浦安駅辺りからトータルでほぼ変化がありません。19時6分の新習志野駅では15人くらいが下車し、数人が乗車しました。

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