列車で通勤・通学→「住むならココ!」 オススメ/避けるべき駅&路線とは

春は進学や就職、転勤などで住む場所が変わる人も多い季節です。住む場所を選ぶにあたり、部屋の大きさや家賃とともに重要なのは、最寄りの駅や路線です。どのような場所が住みやすいのか、鉄道ライターの視点でまとめてみました。

悪天候に強い路線・弱い路線

 このほか、大雨や強風、雪などの悪天候に強い路線や、ホームドアの整備が完了していてトラブルが少ない路線を選ぶ、というのも賢い選択です。悪天候に強い路線としては地下鉄が比較的有利ですが、東京メトロ東西線のように高架を走るうえ、荒川などの長い橋を渡る箇所では風の影響を受けやすいので注意が必要です。似たような例では海沿いを走る路線も風の影響を受けやすく、できれば避けたほうが良いのかもしれません。

「開かずの踏切」を避ける

 意外と盲点なのが「開かずの踏切」の存在です。特に注意したいのは、開かずの踏切を渡らないと列車に乗れない構造の駅で、こうした駅を最寄りにするのは避けたいところです。

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京王線では「開かずの踏切」解消へ向け、世田谷区内などで立体交差化工事が進む(画像:写真AC)

 筆者が住んでいる地域も開かずの踏切がありますが、幸いにして最寄り駅には線路の両側から出入りができるほか、歩行者用の地下道があるために踏切を渡らなくても済みます。

 なお、開かずの踏切という存在はその名の通り、遮断時間が長くなる傾向にあるため、無謀な横断が発生しやすいというリスクもあります。事故発生時はもちろん、そうでなくとも安全確認で列車が遅れる可能性があるため、踏切が多い路線かどうかも気にするとよいかもしれません。

 新しい場所に引っ越してから「しまった!」と後悔しないように、住む場所の最寄り駅や列車のことも調べておいて損はないでしょう。

これが2025版「住みたい街ランキング」トップ10です!

Writer:

1974年東京都生まれ。大学の電気工学科を卒業後、信号機器メーカー、鉄道会社勤務等を経て、現在フリー。JR線の2度目の「乗りつぶし」に挑戦するも、九州南部を残して頓挫、飛行機の趣味は某ハイジャック事件からコクピットへの入室ができなくなり、挫折。現在は車両研究が主力で、技術・形態・運用・保守・転配・履歴等の研究を行う。鉄道雑誌への寄稿多数。資格は大型二種免許を取るも、一度もバスで路上を走った経験なし。

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