東欧の工業国 次世代の装甲装輪車を公開! ウクライナでの戦訓を反映 ドローンなどの脅威にも完全対応

無人機車載能力も有する最新車両。

輸出市場を意識したNATO規格に準じた装甲車

 チェコの防衛企業タトラ・ディフェンス・ビークル(TDV)は、2025年5月28日、次世代型の装輪装甲車「パンデュール8×8 EVO」を初公開しました。

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事前に公開されたパンデュール8×8 EVOmのシルエット(画像:TDV)

 発表は、チェコ国内で開催された防衛装備品の展示会「IDET 2025」にて行われ、チェコ国防省関係者や防衛産業関係者、招待客らが出席する中で正式にお披露目されました。

 パンデュール8×8 EVOは主に輸出市場をターゲットとして開発されており、NATOおよびチェコ軍の全基準を満たしています。車両はモジュール化されたプラットフォームを採用。歩兵戦闘車(IFV)、火力支援、偵察、対ドローン防御、指揮統制、工兵支援など、さまざまな用途に応じた構成が可能です。

 武装面では、チェコ製の無人砲塔に30mm Mk.44S ブッシュマスターIIチェーンガン、各種機関銃、Spike対戦車誘導ミサイルを搭載可能。昼夜を問わず使用可能な熱画像機能付きの完全安定化光電子照準装置により、高精度の射撃が行えます。

 また、AI(人工知能)を活用した状況認識システムが搭載されており、戦場分析、脅威の早期検知、指揮統制支援などに貢献します。このシステムにより、乗員は戦況をより的確に把握し、戦術的判断や脅威への対応を迅速に行えるとされています。

 さらにEVOの設計には、ロシアによるウクライナ侵攻(2022年2月以降)で得られた戦訓が反映されています。特に、イスラエル企業との共同開発によるアクティブ防御システム「Iron Fist」を搭載し、対ドローン・対ミサイル防御力を強化。また、偵察および精密攻撃任務に対応する車載UAV(無人航空機)も装備しています。

【画像】ついに全容が明らかに! これが、会場で公開された「パンデュール8×8 EVO」です

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