不審船や密漁船を見逃すな! 海保の新鋭「シーガーディアン」お披露目 なぜ“九州のローカル空港”が拠点に?

北九州空港開港20周年記念イベントの一環として2025年10月26日(日)、「北九州空港まつり」が開催され、隣接する海上保安庁航空基地から最新のMQ-9B「シーガーディアン」無人航空機が展示されました。

2025年1月から北九州空港が拠点に

 北九州空港開港20周年記念イベントの一環として2025年10月26日(日)、「北九州空港まつり」が開催されました。

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「北九州空港まつり」で展示された海上保安庁のMQ-9B「シーガーディアン」(神 徹也撮影)。

 北九州空港には海上保安庁の北九州航空基地もあるため、イベントの開催に併せて一般開放され各種航空機や救難用機材などが公開されていました。そうしたなか、異彩を放っていたのが、MQ-9B「シーガーディアン」です。

「シーガーディアン」は海上保安庁が運用する「無操縦者航空機」、いわゆるUAVで、地上のコントロール施設から衛星等を介しながら遠隔で操縦します。

 主な任務は周辺海域の警戒、監視で、密漁の取り締まりも行います。性能は24時間以上の連続飛行が可能で、広範囲を昼夜問わず監視ができ高性能の可視カメラや赤外線カメラ、監視用レーダーを搭載しています。

 2022年10月の運用開始以降、海上自衛隊八戸航空基地を拠点にしていましたが、南西諸島および周辺海域を巡る情勢を踏まえ、北九州航空基地への移転が決定。今年1月より北九州航空基地にて試験運用をスタートすると、4月より本格運用へと移行しています。

 新たな拠点に北九州空港を選んだ理由について、海上保安庁は24時間運用が可能で哨戒海域への進出が迅速に行える点を挙げています。事実、北九州空港は沖合を埋め立てて造られた人工島の上にある海上空港であり、人家のある市街地とは海で隔てられています(往来は連絡橋)。

 そのため、九州唯一の24時間空港として機能しており、そうした点から緊急事態にも直ちに対応可能だとして選ばれました。

 2025年10月現在、海上保安庁では3機を運用していますが、さらに2機を追加調達しており、まもなく日本に到着する予定です。また2026(令和8年度)予算の概算要求で、4機追加購入する意向を示しており、10機程度まで増える模様です。

 加えて海上自衛隊もMQ-9B「シーガーディアン」の調達を決めており、初号機は2028年度にお目見えする予定です。防衛省・海上自衛隊では2032年ごろまでにトータルで23機導入する計画であることから、10年後の2035年ごろには30機以上の「シーガーディアン」が日本周辺において海洋監視に就き、国民の安心安全のために飛び回っていると思われます。

【写真】海保期待の新鋭「シーガーディアン」を前後左右イッキ見!

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コメント

2件のコメント

  1. 見出しだけだと、いかにも突然飛来した事にクレームをつけて居る様に見える。こんな事で、いちいち大げさな見出しで書き立てないで欲しい。

  2. 期待のUAVだが、海保では八戸航空基地時代も含め実際の操縦は開発メーカに雇われた民間人が行っているという、こちらもなかなか斬新な運用形態。

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