分倍河原駅に背を向ける騎馬像 一体どんな武将? そもそもJR南武線の方を見ていないワケ

JR南武線の分倍河原駅ホームから南側を見ると、武将の騎馬像が目に入ります。この誰もが知るであろう武将は、ここの駅名と同じ名称が付いた戦いで勝利を収めています。そして最期を、遠く離れた越前国で迎えています。

最期の戦いの地には「新田塚」がありそのままの駅名に…

 ほかに新田義貞にゆかりの深い駅として、福井県福井市にあるえちぜん鉄道三国芦原線の新田塚駅があります。

Large 20260101 01
国指定の史跡「燈明寺畷新田義貞戦歿伝説地」。福井市にて(2023年2月、乗りものニュース編集部撮影)。

 討幕に成功し政治の中枢に身を置いた義貞でしたが、ほどなく足利尊氏と後醍醐天皇が対立し、南北朝時代が始まります。

 義貞は後醍醐天皇に付き従い越前国を拠点としましたが、1338年7月、藤島の戦いで北朝の足利軍に敗れ戦死。遺体は長崎道場(現・称念寺:福井市)に埋葬されたといいます。

 時代が下った江戸初期、付近で農民が偶然にも兜を発見。これが義貞の身に着けていたものと鑑定されました。その後、同地は「新田塚」と呼ばれるようになり、さらに1924年(大正13年)には、戦没地が「燈明寺畷新田義貞戦歿伝説地」として国指定史跡となりました。

 現在は、この伝説に由来して福井市の町名として「新田塚」と「新田塚町」が存在します。新田塚駅から史跡までは徒歩約10分、史跡と称念寺は直線距離で約7km離れています。

おお、勇ましい…正面からの新田義貞の騎馬像(写真)

最新記事

コメント

記事ランキング

  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  3. “まるで高速”な無料バイパス「全線4車線化」へ変貌開始! 一部の上下線分離まもなく 対面通行を解消 国道8号
  4. 飛行中の「日の丸特別機」に粋なサプライズ! 天皇皇后両陛下を“最新ステルス戦闘機”がお出迎え
  5. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  3. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 「“再有料化”でいいから4車線化して」→普通車280円になって1年 利用者負担で勝ち取った“効果”あきらかに 八木山バイパス