こ、これが「幅42mのバイパス」か… 外環道-川越直結ルート“全線開通”へ工事が加速 将来は“東京”へ
国道254号「和光富士見バイパス」の延伸に向けた工事が本格化。全線開通へ向けた動きが加速しています。“その先”の区間も含め、できたらどうなるのでしょうか。
できるとどうなる? 首都圏でも大型の未開通バイパス
未開通部が全て開通すると、外環道の和光北ICが接続している国道298号(松ノ木島交差点)から、富士見川越バイパスを経て川越につながる一大幹線が完成します。東京から東武東上線や関越道に沿って延びる「川越街道」(国道254号現道)のバイパスです。
川越街道の外環道より埼玉側は、極めて交通量が多いうえに、新座市の国道463号以北は2車線になるため、慢性的な渋滞が発生しています。一部では江戸時代の杉並木が残る歴史的な街道ということもあり、沿道はびっしり市街地化され、拡幅のしようがほぼない状態です。
和光富士見バイパスー富士見川越バイパスのルートは現道から大きく離れるものの、広域的なバイパスとして交通の分散が期待されています。
外環道から「東京へ」つなぐ区間は?
さらに、国道298号以南の区間は「和光バイパス」として、すでに埼玉県和光市側は都市計画が決まっています。
松ノ木島交差点からの県道を一部拡幅、県立和光高校付近からは道路を新設して、練馬・和光・板橋を弓なりに結ぶ「笹目通り」に取りつきます。そのまま笹目通りを拡幅するとみられ、東京都板橋区の国道17号「新大宮バイパス」と首都高5号線までをつなぐ計画です。
起点となる松ノ木島交差点は外環道の高架の下に、国道254号バイパスの高架を通して立体化する予定となっています。この道路によって分断される県立和光高校は、2025年度をもって統廃合により閉校となるなど、用地確保を進めるうえで一つの画期を迎えます。
ただ、笹目通りを拡幅するとみられる東京都側は都市計画が決まっていません。都は2026年度からの10か年計画となる「東京における都市計画道路の整備方針(第五次)」でも改めて検討を進めるとしています。
ここまでつながれば、東京側では板橋の物流倉庫エリアや都営三田線に沿う高島通りと直結し、国道17号を介して都心に通じます。東京都内においても「川越街道」のバイパス的なネットワークが完成します。





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