アンテナじゃない!? クルマの後ろの窓にある「謎の横線」の正体 意外な断線リスクとは
車の後ろの窓にある「ナゾの横線」。実はアンテナではなく、熱で曇りや霜を取り除く「デフォッガー」というヒーターなのです。安全な視界を守るこの装備には、どのような仕組みや注意点があるのでしょうか?
窓の内側はデリケート! 掃除やフィルム作業時に気をつけたい断線リスク
デフォッガーとアンテナの見分け方のポイントは、線の配置にあります。デフォッガーの線は、視界を確保するためにリアガラス全体にほぼ等間隔で水平に並んでいます。一方、ガラスアンテナは、車種によって本数や位置が異なり、ガラスの上部や端などに不規則な形状で配置されていることが多くなっています。
ちなみに、デフォッガーを作動させる操作スイッチは、長方形の枠(ウインドウ)に、上向きの3本の波線が描かれたマークが目印です。
非常に便利なデフォッガーですが、取り扱いには注意が必要です。この電熱線はガラスの内側にプリントされているため、非常にデリケートです。例えば、内窓を拭く際に強くこすったり、硬い道具でなぞったりすると、電熱線を傷めて断線するおそれがあります。
また、カーフィルムの貼り付けや剥離作業においても、電熱線部分を一緒に剥がしてしまわないよう、慎重に作業することが望ましいとされています。
なお、リアウインドウデフォッガーは、消し忘れによるバッテリーの負荷(上がり)を防ぐため、一定時間が経過すると自動的にOFFになるタイマー機能が備わっているのが一般的です。
普段は何気なく見ているリアガラスの横線ですが、実は私たちの安全を陰で支えている大切な装備です。アンテナとの違いを理解し、正しい知識を持って扱うことで、悪天候時でもクリアな視界を保ち、より安全なドライブを楽しむことができるでしょう。





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