旅客機の「プレエコ」急増なぜ? ビジネスクラスより儲かるカラクリ 人間心理がカギだった!?
エコノミーより広くビジネスより手軽な席として注目度の高い「プレミアムエコノミー」ですが、近年、導入する航空会社が増えています。じつは航空会社からすると、「うま味のある」シートでもあるようです。
収益はビジネスクラス超えも! 「真ん中」が選ばれる理由
海外メディアによると、航空会社によってはプレミアムエコノミーは床面積あたりの収益がエコノミーより高く、状況次第ではビジネスクラスを上回るとまで試算されています。
1席あたりに必要なスペースはエコノミーより大きいものの、運賃を高めに設定できるため、航空会社にとっては客単価を引き上げられるとか。すなわち、「高収益な中間帯」として位置づけることが可能で、こうした事情から多くの航空会社で導入が進んでいると言えるでしょう。
一方、乗客にこの席が選ばれる背景には、行動経済学で「妥協効果(松竹梅の法則)」と呼ばれる心理が関係しているとのハナシも。人は、安い選択肢と高い選択肢が並んだとき、その中間にある“真ん中”が、最もおトクで賢い判断に見えてしまう傾向があります。
SNSなどでも「ビジネスは高すぎるけれど、エコノミーで疲れるのは避けたい」といった声が見られ、この絶妙な心理的バランスが安定した需要を生み出しているとも考えられます。
景気が悪いときでも、出張費を抑えつつ快適に移動したいビジネス客や、少し贅沢をしたい観光客の両方を取り込める強みがあります。
単に広い席というだけでなく、人間の心理や経営の効率化が緻密に計算された結果、プレミアムエコノミーは現在の航空業界に欠かせない存在となりました。
これらを鑑みると、今後も各航空会社から、より快適なプレミアムエコノミーが誕生するのは間違いないでしょう。





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