JR四国の新型特急車2600系「空気の力で高速走行」を選んだワケ

世界で初めて「気動車で振り子」を実現したJR四国。しかし新しい特急車両では、「振り子装置」ではなく「車体傾斜装置」を採用しました。そこにはいくつもの利点があるといいます。

なぜ従来の「振り子装置」不採用? いくつもある「車体傾斜装置」のメリット

 新型の2600系ディーゼルカーは傾斜角度が、従来車両2000系ディーゼルカーの5度から3度減ったものの、JR四国の担当者によると、2600系も2000系と同等の速度でカーブを通過できるほか、乗り心地も、状況によって異なるためどちらが良いか一概にはいえず、また大きくは変わらないとのこと。2度の傾斜角度でも、安全に安定して走行できるそうです。

Large 20170220 01
1989年にデビューしたJR四国の2000系特急形ディーゼルカー(2013年4月、恵 知仁撮影)。

 新型車両の2600系ディーゼルカーが「振り子装置」ではなく、「車体傾斜装置」を採用したことについて、JR四国の担当者はいくつものメリットがあるといいます。

 ひとつは、「振り子装置」とくらべて構造が簡素なこと。そのため低コストで、メンテナンスに要する費用も抑えられるのです。また「振り子装置」と異なり、汎用(はんよう)的な台車を使えるのもメリットであるほか、「車体傾斜装置」を採用した、2600系ディーゼルカーの電車版ともいえるJR四国8600系電車(2014年デビュー)と部品の共通化も実現できるといいます。人口減少、過疎化、自動車やバスとの競争など、決して状況を楽観視できないJR四国にとって、安全・安定を維持しながらのコスト削減は重要な課題です。

最新記事

コメント

3件のコメント

  1. >「制御付き自然振り子装置(以下、振り子装置)」ではなく、「空気バネ式車体傾斜装置(以下、車体傾斜装置)」が採用されました。

    「車体傾斜装置として、自然振り子式ではなく、空気バネ伸縮式が採用されました。」くらいが適切では。

    車体傾斜装置の一つの方式として自然振り子式があり、同列に空気バネ式がある。また、制御はどちらも掛けている。日本国内の鉄道不安の皆さん、振り子式を特別扱いしすぎ。

  2. JR四国二度目の失敗、8600系電車で空気バネ式で予讃線でも性能が発揮出来ずエアータンク増設等してどうにか使用出来たのに、Rの急なSカーブの連続する土讃線に使用出来ないのは常識だろう、最も大容量のエアータンクが車両に取り付けられたらば話は別ですが、安物買いの銭失いの2600、足まわりや制御系をN2000並みに取り替えても金がかかるし 。2000形のグリーン車乗って特に阿波川口付近等急カーブを高速でトンネル突入時のトンネル入口に激突しそうなスリルとフリコの素晴らしさを一度味わってください。

  3. 2018人気TOPスーパーコピー腕時計専門店。

    こういうユニークなコピーブランドは貴方の気質に顕現できるだけでなく、個性と魅力に漂います。

    もしできれば、ご来店を期待しています。

    世界の一流ブランド品N級の専門ショップ

    ◆在庫情報随時更新!(*^-^*)

    ◆スタイルが多い、品質がよい、価格が低い、実物写真 .

    ◆100%品質保証!満足保障!

    2018超人気 スーパーコピー時計超美品

記事ランキング

  1. 「USB挿しっぱ」でクルマが“故障”する? 三菱公式の投稿にSNS騒然 「一体ナゼ?」「これマジで起きるよ」
  2. 都市に迫るロシア軍の「弾道ミサイル」が“空中で木っ端みじん”になる瞬間をウクライナ軍が公開 追尾から撃墜まで詳細に
  3. 海自艦がロシア海軍の「超静かな潜水艦」を確認!浮上航行する姿を捉えた画像を防衛省が公開
  4. 海自潜水艦 アメリカ海軍の“歴戦の揚陸艦”を標的に魚雷発射! 実弾演習で巨大な水柱があがる瞬間を公開
  5. 海自「イージス艦の相棒」が火を噴いた!ミサイル発射の瞬間を防衛省が公開 “強力な防空能力”を持つ汎用護衛艦
  1. 家族が「SSSS航空券」を引き当ててしまった…! 乗る前から“異変” 保安検査員も「Oh…」 誰でも起こり得る“緊迫の一部始終”
  2. ETCの手前で「ガシャン!」高速入口に吊るされた「黄色い鎖」の正体は? 傷つく覚悟で“あえてぶつける”超アナログな理由
  3. あと1年足らずで「現金でバス乗れなくなります」 全路線“完全キャッシュレス化”疑問に応えるサイト開設 京王バス
  4. ロシア軍の爆撃機が「真っ逆さまに墜落」 地上に激突する瞬間を捉えた映像が公開 “巨大な黒煙”が立ち上る
  5. 航行中の護衛艦「かが」の周辺に「巨大な海洋生物」が出現! 艦艇勤務ならではの光景を海自公式が公開