京浜東北線が線路を「間借り」!? 3日間限定“日中の特別運行”で実現した貴重な光景
JR京浜東北線の線路で、3日間にわたりメンテナンス作業や工事が日中に行われました。現場でどのような対応がなされていたか、訪ねてみました。
現地を訪ねてみると
京浜東北線の日中のメンテナンスは3日間行われましたが、2日目の20日午後に現場を訪れました。当日は、日暮里で駅構内の保線作業や、鶯谷で信号関連の作業などが見られました。
日暮里駅は山手線・京浜東北線ともホームドアがあり、作業箇所ではホームドアに養生が施され、警備員を配置していました。
山手線は11両編成、京浜東北線は10両編成です。山手線の線路に京浜東北線の列車がやって来ると、ホームドアは10両分が開き、残りの1両分は閉まったままとなります。この閉まったままの部分が、前1両分だったり後ろ1両分だったりと、駅ごとに異なりました。
ホームで列車を待っていると、山手線と京浜東北線の列車が交互にやってきます。京浜東北線と山手線はどちらも日中は概ね5分ごとに運行されているためです。京浜東北線が山手線の線路を走ることが珍しく、ホームの端でカメラやスマートフォンを構えたファンの姿も数多く見られました。
一方で、一般の利用者は普段よりも少ないように見受けられました。列車の先頭や最後尾の方であれば、どの駅から乗っても座れるくらいの空席がありました。
車内の液晶画面には京浜東北線のメンテナンス工事の告知が表示され、駅にもポスターが貼られていました。スマートフォンで乗換案内を検索すると運転計画の告知があり、迂回ルートの検索も可能ということで、あらかじめ避けられているのかもしれません。
車内に加えて駅の放送でも京浜東北線の乗り場が山手線側に変わる旨を繰り返し放送していました。乗り場が違うと言っても、同じホームの反対側で、時間がかかる以外は特に大きな問題や混乱は見られません。列車の本数も多いため、困っている利用者も見られない様子でした。
今回のような日中のメンテナンスは、過去にも行われていました。日中のメンテナンスが復活した形ですが、今後も広まっていくのかもしれません。
Writer: 柴田東吾(鉄道趣味ライター)
1974年東京都生まれ。大学の電気工学科を卒業後、信号機器メーカー、鉄道会社勤務等を経て、現在フリー。JR線の2度目の「乗りつぶし」に挑戦するも、九州南部を残して頓挫、飛行機の趣味は某ハイジャック事件からコクピットへの入室ができなくなり、挫折。現在は車両研究が主力で、技術・形態・運用・保守・転配・履歴等の研究を行う。鉄道雑誌への寄稿多数。資格は大型二種免許を取るも、一度もバスで路上を走った経験なし。





以前は、よく行われてたことで、今回のJRの発表がおかしい。
田端~田町間では、山手と京浜東北の工事では、交差の線路もあって当たり前のことだった。