陸自も“ロボット戦争”に参戦!?「機関銃付き無人戦闘車両」複数タイプ一挙に総火演デビュー
小さいけれど大きなニュース!? 陸上自衛隊で初となる無人地上車両(UGV)を公開。全長2m前後の車体ながら幅広い任務に対応できます。
簡易な水陸両用能力も備えたミッション・マスターSP2
他方、ミッション・マスターSPもテミス同様に小型化された陸上型無人機です。ミッション・マスターはラインメタル社独自の自律型無人システムのシリーズ名であり、今回展示されたモデルは車高を100cmに抑えた低姿勢タイプです。全長は300cmとテミスより長いですが、幅は150cmとコンパクトで、高いステルス性を持っているといえるでしょう。
また、装軌式(キャタピラ)のテミスと異なり装輪式(タイヤ)のため、移動時の静粛性にも優れています。さらには水陸両用能力も持っていることから、軽易な海上輸送や河川の渡渉能力も備えています。
物資輸送では約1tの積載が可能で、戦闘支援においてはリモート・ウェポン・システム(遠隔操作武器システム)を装備させ、安全な位置から射撃を行うこともできます。各種センサー類も充実しているため、偵察・監視任務や、化学攻撃時などにおける汚染検知任務もこなすことができます。
2026年現在、陸上自衛隊の開発実験団において運用試験が繰り返されていると考えられており、どちらが正式に採用されるかはまだわかりません。陸自として初となる本格的なUGVの導入ですが、今後どのように部隊で運用されていくのか、興味が尽きることはありません。
Writer: 武若雅哉(軍事フォトライター)
2003年陸上自衛隊入隊。約10年間勤務した後にフリーフォトライターとなる。現場取材に力を入れており、自衛官たちの様々な表情を記録し続けている。「SATマガジン」(SATマガジン編集部)や「JWings」(イカロス出版)、「パンツァー」(アルゴノート)などに寄稿。





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