「湘南色」の115系電車、しなの鉄道に復活 臨時列車運転、記念硬券発売も

2017年5月20日(土)、しなの鉄道の115系電車に「湘南色」が復活します。

「初代長野色」に続き…

 しなの鉄道は2017年4月25日(火)、同社線を走る115系電車の1編成を「湘南色」に変更すると発表しました。

 今年7~9月に開催される観光キャンペーン「信州デスティネーションキャンペーン」に連動し、しなの鉄道は115系3編成を「懐かしの車体カラー」に順次塗り替えるとしており、今回は「初代長野色」に続く2編成目です。

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「湘南色」のJR東日本115系電車(画像:しなの鉄道)。

 車両を緑とオレンジの2色で塗り分ける「湘南色」は、1950(昭和25)年に国鉄(当時)の東海道本線を走る「湘南電車」80系の塗装として採用されたのが始まり。しなの鉄道では、2013年に引退した169系電車で「湘南色」を復活させていました。

戸倉~軽井沢間で臨時列車を運転

 今回の115系「湘南色」は5月20日(土)から運行が始まります。当日午前10時すぎからは、戸倉駅(長野県千曲市)で出発式を開催。式後は戸倉~軽井沢間で記念の臨時列車が1往復します。時刻は往路が戸倉10時32分発、軽井沢11時37分着。復路が軽井沢12時50分発、戸倉13時56分着です。

 列車は各駅停車で、乗車券があれば誰でも乗車が可能。乗客には、車内で記念乗車証明書が配布されます。

撮影会開催、記念乗車券発売も

 また、軽井沢駅(長野県軽井沢町)では、臨時列車の折り返し時間(11時50分~12時30分)に撮影会が行われます。軽井沢駅の入場券や、同駅を発着駅とする乗車券があれば誰でも参加が可能です。

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「湘南色」のしなの鉄道169系電車。2013年に引退済み(画像:しなの鉄道)。

 さらに同日、臨時列車の運転にあわせ、戸倉駅では午前10時ごろから、軽井沢駅では11時50分ごろから、それぞれ駅窓口終了時刻までのあいだ、硬券(硬い厚紙)の記念乗車券が発売されます。価格は1200円です。

 ちなみに、塗色変更される3編成目は7月29日(土)に登場予定。しなの鉄道は「どんな塗色が登場するかはお楽しみに」としています。

【了】

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