山手線新型車両の外装に「世界初」技術 ステンレス車向け透明フィルムを開発

山手線の新型車両E235系電車に、「世界初」というステンレスに貼れる透明フィルムが採用されています。

「ステンレスの質感を生かしたデザインが可能に」

 2017年5月22日(月)から、JR山手線で新型車両E235系電車の量産車が営業運転を開始します。

 ステンレス製のこの車両は、外装デザインに透明フィルムを採用。製品を開発したスリーエム ジャパンによると、採用されたこの「3M スコッチカル フィルム」は、世界初のステンレスに貼れる透明フィルムといいます。

山手線の新型車両E235系電車(画像:JR東日本、スリーエム ジャパン)。

 これまでは、屋外のステンレス部分に透明フィルムを貼るとフィルムが短期間で劣化してしまうことから、ステンレス製の鉄道車両に透明フィルムでデザインを施すことは難しいとされていました。

 今回開発されたフィルムは、耐候性や耐汚染性、施工性、再剥離性などに優れており、スリーエム ジャパンは「ヘアラインなどステンレスの独特の質感を生かした車両デザインが可能になる」としています。

 JR山手線で13年ぶりの新型車両となるE235系は、その量産先行車1編成が2015年11月30日に営業運転を開始。そして今年5月22日からは量産車の本格投入が始まります。2017年度末までに15編成が、2020年春ごろまでに残り34編成が順次投入され、現在の主力であるE231系500番台と置き換わる予定です。

【了】

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コメント

1件のコメント

  1. 透明にする意味が分からない。ただでさえ今の車両は色面積が少ない上に、ドアが開いたら何線だか分からない。銀座線のように逆にフルラッピングにして路線の識別性を向上させるならともかく、本末転倒も良いとこ。ホームドアで車両が隠れるから余計に分かりづらくなる。
    特に高齢者は年々背が縮んでいくからドアが開いてる時に上の方に緑がちょこっとあるだけでは分かりにくいにもほどがある。色覚に障害をお持ちの方も識別しづらいのは明白。人に優しい車両ではないと声を大にして言いたい。もし本形式を人に優しいというのなら、前述の様な方を意識していないと言っているのと同じ。
    昔と違い、今はステンレスもフラットになりラッピングもしやすいのだから逆に色面積を増やして路線の識別性を向上させてこそすべての人に優しい電車だと思う。