中国で国外メーカーがクルマを生産販売するには? 巨大市場の現状と変わる参入ルール

スバルが合弁会社を作らない理由は?

 なぜスバルは中国で合弁会社を作らないのでしょうか。スバルに聞いてみました。

「中国でスバル車に乗りたいという方はクルマの本質価値(走行性能、安全性能、機能性)を重視する方が多いですね。SUV人気の国ですから、『フォレスター』が販売の約6割を占めています(グローバルでは約3割)。当社は中国での生産は行っていないので、中国国内で販売されるスバル車はすべて日本からの輸入です。価格も高くなりますが、『100%日本で生産されている車』『完全なる日本車』というその品質に価値を見出してくださる方に支持されています」(スバル)

 高くても「日本で生産されていること」に価値を見出しているということなのでしょうね。

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中国市場のスバル車はすべて日本からの輸入車。そのことがブランド力につながるという。写真は「2018年北京モーターショー」のスバルブース(2018年、加藤博人撮影)。

 なお、2018年4月から5月にかけ、中国政府から外資メーカーの自動車に関する発表が相次ぎました。

 まずは4月に発表された「自動車生産の外資規制廃止」ですが、これによって外資メーカーが中国合弁会社に50%を超えて出資できるようになり、経営権を握ることも可能となります。また、現在は合弁相手を2社までに制限していますがこの規制もなくなります。さらに、5月には輸入乗用車に関する関税の引き下げが発表され、2018年7月より25%から15%にダウン。

 日本の自動車メーカーにとってはいずれも追い風となりそうです。

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