戦車砲撃ちまくり! 西側(+α)8か国が争う「戦車の競技会」とは?

西側各国(+α)の戦車部隊が一堂に会し、実弾射撃を含む各種目を争う競技会「ストロング・ヨーロッパ・タンク・チャレンジ」が、2018年もドイツで開かれました。その大迫力の一端を動画でお伝えします。

戦車先進国はやっぱりドイツ?

 実のところ多国間戦車競技会を最初に実施したのはロシアです。2013年に、「戦車バイアスロン」としてスタートしました。モスクワ近郊のアラビノ演習場で、実弾射撃を含む各競技を行っています。これに対抗するため、ドイツに駐留する米第7軍が中心となり、NATO各国に呼び掛けて、2015年より独自の戦車競技会を始めました。

 この流れを見るに、すでにアメリカとロシアのあいだで、「どちらが素晴らしい戦車競技会を開くか」という戦いを繰り広げていると考えると面白いですね。

 今年は、「ストロング・ヨーロッパ・タンク・チャレンジ2018」として、6月3日から8日までの5日間行われました。

 参加国は、アメリカ(M1A2SEP:第1歩兵師団第2旅団装甲戦闘旅団)、ドイツ(レオパルド2A6:第3戦車大隊)、フランス(ルクレール:第1猟兵連隊)、イギリス(チャレンジャー2:クイーンズ・ロイヤル・ハッサーズ)、ポーランド(レオパルド2A5:第34装甲騎兵大隊)、オーストリア(レオパルド2A4:第14戦車大隊第6戦車中隊)、スウェーデン(Strv.122:スカラボリ連隊ワルトフタ戦車中隊)、ウクライナ(T-84:第14機械化大隊第1戦車隊)の8か国です。各国とも4両が参加します。これは1個小隊に当たる編制です。

 改めてラインアップを見てみると、半分の国がドイツの「レオパルド2」を使用しています。国対抗ではあるものの、考え方によっては、米英仏戦車VSドイツ戦車という図式も当てはまりますね。

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