戦車砲撃ちまくり! 西側(+α)8か国が争う「戦車の競技会」とは?

西側各国(+α)の戦車部隊が一堂に会し、実弾射撃を含む各種目を争う競技会「ストロング・ヨーロッパ・タンク・チャレンジ」が、2018年もドイツで開かれました。その大迫力の一端を動画でお伝えします。

NATO各国(+α)の戦車部隊が国の威信をかけて

各国の戦車が集う競技会の一端、音量注意(1分36秒)。

 ドイツ南東部、ミュンヘンにほど近い場所にあるグラーフェンヴェーア演習場にて、毎年恒例の「戦車オリンピック」こと、「ストロング・ヨーロッパ・タンク・チャレンジ」が開催されました。共同主催者であるアメリカとドイツを含む計8か国の戦車部隊が、5日間に渡り、各種目を戦い抜きます。

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ドイツ陸軍第3戦車大隊より参加の「レオパルド2A6」(菊池雅之撮影)。

 平時において、軍隊は基本的に訓練や演習に明け暮れます。他国の侵攻を阻止し、自国民を守り抜くためには、毎日の鍛錬は欠かせません。自衛隊では「訓練でできないことは、本番では絶対できない」という言葉を用いて、訓練の重要性を説いています。これを学生時代に置き換えるならば、「宿題で解けない問題は、試験では絶対解けない」となるでしょう。規模は違いますが、日々の努力を怠るなかれ、という意味です。

 訓練の成果を試すために、「競技会」というものが数多く行われるのも軍隊の特徴です。各部隊が競い合い、順位付けされます。優劣が付けられる事で、同じ訓練の繰り返しから生まれる気の緩みを抑えるとともに、部隊が一致団結します。優勝すれば、自分たちのやってきたことに間違いはなかったと、士気は高まり、さらに決意を新たにして訓練に励むでしょう。順位が振るわなかったとしても、くやしさをばねに「次こそは!」と、優勝目指して奮起し、さらに真剣に訓練に臨むでしょう。

 そうした競技会は基本的に各国軍単位で実施するものですが、なかには、多国間で実施している競技会もあります。今回取り上げる「ストロング・ヨーロッパ・タンク・チャレンジ」もそのひとつです。

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