「ETC2.0」つけるべき? そのメリットとは 着実に近づく「従来型が使えなくなる日」
今後「使えなくなるETC車載器」とは
とはいえ今後、買い替えの需要は確実に増加すると考えられます。セキュリティ規格の変更で、使えなくなるETC車載器が発生するからです。
このことは2017年10月、国土交通省および高速道路会社、ITSサービス高度化機構の8者連名で発表されました。資料によると、国土交通省が定めるETCシステムの情報安全確保の規格を変更する予定があるとのこと。具体的な時期は未定としつつも、現行の規格が適用されるのは「問題が発生しなければ最長で2030年頃までとなる予定です。ただし、セキュリティに問題が発生した場合は、変更時期が早まる可能性があります」としています。
すでに新規格に対応する車載器も販売されています。ITSサービス高度化機構のETCお問い合わせ窓口に問い合わせたところ、「ETC2.0車載器は、ほぼ対応と聞いています」とのこと。一方で従来型のETC車載器や、一部のETC2.0車載器でも非対応のものがあり、それぞれメーカーや販売店に確認してほしいといいます。たとえば車載器メーカーである古野電気では、ウェブサイトで新旧規格の対応一覧を公開していますが、生産終了モデルは軒並み旧規格のもの。現行商品でも旧規格のものがあるようです。
車載器が新規格か旧規格かを識別する方法としては、車載器本体などに記載された19桁の「車載器管理番号」が「1」から始まっていれば新規格対応、「0」からであれば旧規格です。また、車載器のカード挿入口付近や側面に印刷された「●●●」や「■」の識別マークで確認する方法もあります。
【了】
※一部修正しました(9月14日19時10分)
自分等が出した船に乗らない者は遭難させるわけか?
ETC2.0もセキュリティー対応に新旧とあるという話は事実上ETC2.0も使用不可だろう。
名前を3.0にするか2.1にするかしないと混乱がさらなる混乱を招きそうなんだが。
セキュリティの問題なら規格を考えた奴の責任だろ。なんで消費者が車載器を買い換えないといけないのか。
ETC2.0でやろうとしていることのうち値引きについては、高速道路上のETCアンテナを増やすこととシステム改修で対応可能。
窓ガラスにシールを貼るだけの台湾ETCシステムが羨ましい。
今となっては別にETC2.0でなくてもできるサービスが多いんですよね…。街中の料金精算は現行ETC導入時点で言ってたことですし。
数百キロ先の渋滞情報も今のカーナビならインターネット連携で取得できますし(もちろんスマホアプリでも)、道の駅乗り降り自由と言われてもそれが買い換え動機にはさほどならないでしょうし。
(考え方が20年前から変わってない上にセコい)
鉄道の途中下車のように「ETC2.0なら経路特定できるので同一方向なら走行距離通算で自由に乗り降りできます」とかなればいいんですけど無理だろうなぁ。
こんなの心配しなくても車なんて数年もすれば買い換えるものなのだから、買い換えたらその車にはその時点の最新のが付いてるじゃない。
ETCの出始めでも有るまいし、デフォルトで着いてない車なんかあるのか?
…ETC2.0って、バイクのメリットがすごく小さそう。四輪以外のことも、もう少し考えてほしい。