東京駅の中央線ホームが「上」にあるワケ 在来線だが「きっかけ」は北陸新幹線

東京の中心駅として発展したJRの東京駅。地上では新幹線と在来線のホームが横に多数並んでいますが、中央線のホームは山手線と京浜東北線の上に設置されています。そこには新幹線の「ある課題」を解決するための「知恵」がありました。

【表】こう変わった! 東京駅のホーム

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東北新幹線が乗り入れた1991年6月(左)と北陸新幹線が開業した1997年10月(右)の東京駅ホーム(地下ホーム除く)。中央線の新ホームを整備して在来線ホームを「玉突き」で移転。新幹線ホームの増設スペースを捻出した(草町義和作成)。

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鉄道誌の編集やウェブサイト制作業を経て鉄道ライターに。2020年から鉄道ニュースサイト『鉄道プレスネット』所属記者。おもな研究分野は廃線や未成線、鉄道新線の建設や路線計画。鉄道誌『鉄道ジャーナル』(成美堂出版)などに寄稿。おもな著書に『鉄道計画は変わる。』(交通新聞社)など。

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コメント

2件のコメント

  1. 東北新幹線が強引に東京駅に乗り入れたことが大きな問題。元通り、上野駅発着に戻すべき。

    • そもそもJR東日本は東海道新幹線に1面2線譲ったのが問題だよ。何がべきだ