旧日本海軍の記事一覧
-
世界最大の戦艦「大和」46cm砲に匹敵 ドイツ巡洋戦艦の28cm砲 使い方は真逆の発想?
アメリカ戦艦を、威力と射程の両面で圧倒する目的で開発された戦艦「大和」の46cm砲。その射程は約42kmですが、これに比肩する長射程砲をドイツ戦艦も搭載していました。ただし、この砲が誕生した理由は全く別にありました。
-
クラスター発生で乗員壊滅 旧海軍艦が残した教訓 致死率16%に達した艦内で何が
第1次世界大戦の終盤から世界的に流行した、死に至る病「スペインかぜ」は、旧日本海軍の軍艦においても感染が広がりました。閉鎖された空間での感染爆発がいかに恐ろしいものであるか、その教訓をいまに伝えています。
-
旧海軍の一式陸攻は本当に「ワンショットライター」なのか 覆るかもしれないその評価
燃料タンクが無防備で炎上しやすく「ワンショットライター」とも呼ばれ、日本海軍航空機の人命軽視の象徴のひとつともされる一式陸上攻撃機。果たしてその酷評は正しいのでしょうか。実はそのイメージ、戦後についたものかもしれません。
-
零戦の性能どうやって決まった? 日米のエンジン差が影響 厳しい設計の背景
国産戦闘機で最も多く製造された旧日本海軍の零式艦上戦闘機(零戦)は、高い性能などから長い期間にわたり使われましたが、性能はどのようにして決まったのでしようか。当時の日米の戦闘機事情から背景を探ります。
-
海戦はスピード勝負! 艦艇の速力は海戦で「カタログ値」どおりだったのか?
かつて軍艦は、その速力が戦果を左右する重要な要素でしたが、カタログスペックと実測値とで大きく異なることが多々あります。近代戦艦のスピードを比較します。
-
世界最大の戦艦「大和」をコスパで考える 「バカ高い」「税金の無駄使い」は本当か?
「昭和三大馬鹿査定」の一つにも挙げられた世界最大の大和型戦艦は「高い買い物」だったのでしょうか。当時のほかの艦艇や航空機、空母と比較すると、戦艦「大和」「武蔵」の「コスパ」が見えてきます。
-
海底から蘇った老艦「わかば」の離島救出大作戦 水不足のSOSに「樽」大量輸送
約7000の島からなる日本。水道完備は人口の多い島に限られ、いまも井戸水や雨水に頼っている離島は少なくありません。過去には伊豆諸島で深刻な水不足が起きたことも。そこに救いの手を差し伸べたのが、一度沈没したオールド自衛艦でした。